ブックタイトル日本シティジャーナル vol.182

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概要

日本シティジャーナル vol.182

2017年(平成29年)10月28日発行第182刊毎月第3土曜日発行購読無料出羽三山神社の御本殿三神合祭殿た可能性が高いということです。すなわち、これらの神社の場所が、古代より知られる列島内の他の拠点同士を結び付けた直線上に特定され、ピンポイントに指定された場所に神社が建立されたと考えられるのです。太平山三吉神社は、出雲大社と宗像大社の中津宮を結んだ直線上にピタリと位置することから、これらの由緒ある古代神社の位置を参照して太平山の麓に神社を建立する場所を特定したと思われます。さらに羽黒山に絡むレイラインを検証すると、その山頂は驚くことに、かつて類を見ないほど多くのレイラインが交差する場所であったのです。古代、羽黒山にスポットが当てられ、東北の霊峰として知られるようになった理由が見えてきました。多くのレイラインが交差する羽黒山素晴らしい東北地方の大自然の中で、今日ひと際、その名を知らしめているのが出羽三山です。その中心となる出羽三山神社が建立された羽黒山は、標高が414mと大変低いだけでなく、地勢図や航空写真を見ても、何ら特殊な地形や地の指標となるような場所が存在しません。ごく普通の小高い山にしか見えない羽黒山が特別視された理由は何でしょうか。そのありきたりの山に古代の人が注目し、そこを修験道の聖地として特定し、そこから更に湯殿山、月山までを取り囲むように出羽三山として聖地化し、羽黒山の山頂に出羽三山神社を建立したということは、その場所がとてつもなく重要に思えたからに他なりません。その謎を解明するのがレイラインです。古代では、レイラインという手法を用いて、由緒ある神社や目立つ地の指標、高山と同一線上に新たな拠点を見出すことにより、潜在的な地の力を関連づけるだけでなく、時には何らかの宗教的な意味合いを持たせることがありました。何の変哲もない小高い山でしかない羽黒山が出羽三山の中心となった背景には、日本列島に存在する多くの重要地点を結ぶレイラインが羽黒山で交差することが、古代に考察されたからではないでしょうか。早速、羽黒山の山頂を通り抜けるレイラインを検証してみました。すると意外にも、他に例を見ないほどの多くのレイラインが羽黒山を通る事実を確認することができました。レイラインを検証する際、常套手段としてはまず、日本列島の最古の霊峰として知られる著名な聖山との結び付きを見ます。それらの霊峰は、富士山、立山、白山、剣山などです。まず、富士山と羽黒山を結ぶ直線上には、赤城山と大日岳が存在します。赤城山は複数の山から成る火山帯の名称であり、富士山に次ぐ広大な高原台地を有しています。その最高峰、黒檜山(くろびさん)の頂上には赤城神社があり、山岳信仰を象徴する神社として知られています。また、新潟の大日岳は修験道の開祖として飛鳥時代に活躍した役小角(えんのおづの)が開山した山として有名です。どちらも山岳信仰と結び付いているだけでなく、大日岳は修験道の修行の山であることから、富士山と赤城山、大日岳を結ぶレイライン上に羽黒山が存在するのは、偶然ではないようです。それ故、富士山と赤城山を結ぶ線上の延長に羽黒山が見出され、その後、修験道を代表する山として同一線上に並ぶ大日岳が開山されたという歴史の流れが見えてくるようです。青森の八戸と伊勢神宮内宮を結ぶレイラインも、羽黒山を通り抜けています。八戸は列島最北にある古代の港町として、古くから発展しました。その地名は今日「はちのへ」と読みますが、元来、ヘブライ語で「神」を意味する「ヤヘ」の当て字「八戸」が「はちのへ」と読まれるようになったと考えられます。地名そのものが「神」を意味することから、古代、東北では最も重要な寄港地であったに違いありません。八戸は沖縄の那覇と淡路島の中心に位置する神籬石を結び、日本列島を通りぬける最長のレイライン上にも位置します。その八戸と伊勢神宮内宮を結ぶ線上に羽黒山があります。よって、富士山と赤城山、そして八戸と伊勢神宮を結ぶレイラインが交差する地点に羽黒山が見出されたという可能性が見えてくるのです。次に古代の霊峰として名高い伊吹山と紀伊水道に浮かぶ伊島、そして日本三名山の一つである立山を結ぶレイラインを検証してみましょう。伊島は淡路島の南方、紀伊水道に浮かぶ島であり、そこからは西日本で2番目に高い剣山だけでなく、熊野の山々も見渡せることから、古代より重要な離島と考えられていたことでしょう。また、滋賀県最高峰として標高1,377mを誇る伊吹山については、日本書紀にも伊吹山の神と日本武尊の戦いについて詳細が記されていることから、古代より神が宿る霊峰として知られています。よって役小角も伊吹山を登頂して山岳修行の場とし、平安時代になると伊吹山は密教と結び付く修験道の山として、そこに多くの山岳寺院が建立されました。その伊吹山からみて北東方向には富山県が誇る標高3,013mの立山が聳え立ちます。日本海側板の山麓では最高峰となる北アルプス長飛騨山脈の北部に位置する立山は701年、神仏習合を体得原する霊場として、慈興上人としても繁知られる見佐伯有頼が開山したと、「立山開:菅山縁起」には記載されています。この2つの霊峰、立山と伊吹山、そして伊島を結んだレイラインの延長線上に羽黒山があります。よって、羽黒山に出羽三山神社が建立された後、伊吹山と羽黒山を結び付けた線上に聳え立つ立山が修験道の山として見出され、霊峰として名乗りをあげることになったと想定されます。更にもう1本、修験道に絡む大事なレイラインが存在します。修験道の本拠地と言えば、奈良県吉野にある世界遺産の金峯山寺があまりに有名です。西の金峯山寺に対峙し、東には出羽三山の羽黒山が存在することから、この2山はレイラインで結び付いているのではないでしょうか。2つの山を結んで地図上に直線を引くと、そのレイラインは御在所岳の裾野を通り、日本のマッターホルンとも言われ、国内5番目の標高を誇る高山として知られる飛騨山脈の槍ヶ岳を通り抜けます。その山頂からは富士山、南アルプス、中央アルプス、白山、八ヶ岳などの山々を眺望することができます。槍ヶ岳が正式に開山されたのは、近代19世紀の初頭ですが、その頂上からのパノラマビューと、山の名前のごとく特異な地形ゆえに、古代でも登頂され、地の指標として用いられた可能性があります。槍ヶ岳と金峯山寺を結ぶレイライン上に、羽黒山が存在するのも、偶然ではないかもしれません。富士山、立山と共に日本3名山に数えられているのが標高2,702mを誇る白山です。修験道の僧、泰澄(たいちょう)によっ極上の天然温泉こんなに美味しい寿司処が成田にあった!田園風景の美に包まれ大人の贅沢を愉しむトリップアドバイザー全国TOP20ランクイン口コミで選ぶ“行ってよかった”日帰り温泉&スパwww.yamatonoyu.com12種類の内湯・露天風呂温泉と食事を楽しむ個室露天天然温泉の様々な効能・効果入館料[平日]800円/[土日祝]1000円※小学生の入館料:300円(大人同伴の入館の場合)営業時間10:00-22:00※年中無休(全館禁煙)未就学児の入館はご遠慮くださいTE L0476-28-8111千葉県成田市大竹1630秋の新メニューイワシの刺身.......500円あん肝...........................600円生牡蠣(2ヶ).........700円生蛸の刺身.............650円かまの塩焼き.......700円■スパ&フィットネス1Fココ・ファームワイナリーワインフェアー「サミット(主要国首脳会議)」の晩餐会での乾杯に用いられ、「JA Lのファーストクラス」にも採用されている“奇跡のワイナリー”風のエチュード4,200円(グラス600円)体のケアと癒しをプライベートな空間で体験できるリゾート風スパ。至高のひとときを約束いたします。《ご利用料金》?アロマテラピー.......(30分)4,500円~?リフレクソロジー....(15分)1,800円~?ボディーセラピー.....(30分)3,200円~?フェイシャルセラピー..(30分)4,000円~●サンクス408●イオン成田?安食成田安食バイパス空港通り成田18IC上福田交差点土屋交差点坂田ヶ池★18成田市街地?51?我孫子方面下総松崎JR成田線成佐案内看板●田倉▼?安食松崎街道佐倉▼東関東自動車道成田空港グラス60-2-