自分でできる加齢度テスト
プログラムを始める前に、あなたの加齢度を確認していただきましょう。これらの問いに対して「Yes」であれば、問いの点数を加算してください。合計点であなたの加齢度がわかります。
このテストは4か月に1回という頻度で行い、得点は記録しておきましょう。抗加齢(アンチエージング)医療に本格的に取り組まれるのであれば、1年に1度は、人間ドックを兼ねて、正式な加齢度チェックをお受けになることをお勧めします。
1. | 疲れを瀕繁に感じますか? | +1 |
---|---|---|
2. | 普段、気分がいい時が多いですか? | -2 |
3. | 気分が変わりやすいですか? | +2 |
4. | 怒りっぽいですか? | +2 |
5. | 気分が落ち込みやすいですか? | +1 |
6. | よく不安やストレス疲れを感じますか? | +1 |
7. | 自分が働きすぎていると感じますか? | +2 |
8. | 何もしないですむという意味で引退を楽しみにしていますか? | +2 |
9. | 友人とは連絡をとりあっていますか? | -1 |
10. | セックスには依然として興味がありますか? | -1 |
11. | 性生活に衰えを感じますか? | +2 |
12. | 寝付かれないとか、熟睡できないことが頻繁にありますか? | +2 |
13. | 寝た後は、充分休息したと感じますか? | -2 |
14. | 物忘れが多くなりましたか? | +2 |
15. | 最近、思考力が低下しましたか? | +2 |
16. | 物忘れ防止のために何かをしていますか?(例:リスト作成) | +2 |
17. | 集中力が落ちてきましたか? | +2 |
18. | 体調がよくありませんか? | +2 |
19. | 理想体重を20%オーバーしていますか? | +2 |
20. | 減量するのは非常に難しいですか? | +1 |
21. | 腰や胴に贅肉がついてきましたか? | +1 |
22. | 筋肉隆々で若々しく見えますか? | -2 |
23. | 全体的に健康だと感じていますか? | -2 |
24. | 頻繁に風邪をひいたり、気分が悪くなったりしますか? | +2 |
25. | 身体の節々が頻繁に痛くなりますか? | +2 |
26. | 血中コレステロール値が200以上ありますか? | +1 |
27. | 血中コレステロール値が240以上ありますか? | +2 |
28. | (男性へ)HDL値は45以下ですか? (女性へ)HDL値は55以下ですか? |
+2 +2 |
29. | 血圧は正常ですか? | -2 |
30. | 視力がとみに衰えてきましたか? | +1 |
31. | 頻繁に尿意をもよおしますか? | +1 |
32. | 消化器系統に問題がありますか? | +1 |
33. | 顔、首、上腕、腹部などの皮膚が垂れ下がっていますか? | +2 |
34. | 同年齢の人より老けて見えると思いますか? | +1 |
35. | 大腿に脂肪のかたまりができていますか? | +1 |
36. | ヘアーカットの回数が以前より少なくてもすむようになりましたか? | +1 |
37. | あざや傷の治りに以前より時間がかかるようになりましたか? | +1 |
38. | 運動することが以前よりつらくなってきましたか? | +2 |
39. | 物を掴んだり、持ち上げたりする力が弱くなったようですか? | +2 |
40. | 持久力が衰えましたか? | +2 |
41. | 激しい運動をした後、息切れが以前よりひどいですか? | +3 |
42. | 長生きすればするほど、良い人生だと思いますか? | -2 |
43. | あなたの年齢は45~54歳ですか? | +1 |
44. | あなたの年齢は55~64歳ですか? | +2 |
45. | あなたの年齢は65歳以上ですか? | +3 |
■得点評価
- 得点:14以下
あなたの健康状態は良好です。あなたの不満も日常生活によくあるたぐいのものです。これからの抗加齢プログラムはあなたを更に若返らせることでしょう。 - 得点:15~22
なんらかの方法でIGF-IやDHEAレベルを改善すれば、老化問題を早期解決できます。運動療法を特に重点的に行い、IGF-IやDHEAの分泌を促進させましょう。 - 得点:23~30
食事療法・運動療法・精神療法(ストレス対策)などの生活療法やサプリメント療法など積極的に行いましょう。 - 得点:31以上
至急、抗加齢医学の専門医を訪ねるべきです。あなたのIGF-IやDHEAhGHレベル(または他のホルモンレベル)はひどく低下しています。本書の抗加齢プログラムをフルスケールで3ヶ月実践したあと、このテストをふたたびおこなって、得点にあまり変化が見られなければ、ホルモン補充療法(DHEAやメラトニンなど)を検討する必要があるでしょう。
1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長(http://www.yonei-labo.com/)
Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HP