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美と健康のための生活習慣 その3

アンチ・エイジングのための生活療法には、細かい規制などありません。バスタイムは、のんびりとご自由にお過ごしください。長い時間、のんびりと風呂を楽しむためには何をしてもかまわないというのが、入浴に関する基本的ガイドラインです。

■お風呂

お風呂は生活には欠くことのできないものです。単にからだを洗い、清潔を保つだけでなく、リラックスさせてくれる効果もあります。疲労した筋肉のこりをほぐし、心もからだをストレスから開放させてくれることでしょう。おしゃれと健康を目指す読者のために、お風呂の中に1~2敵たらすアロマ・オイル(精油)のアドバイスをしておきましょう。

~気分や体調によるお勧めのアロマ・オイル~

心とからだが疲れた時 ラベンダー・ゼラニウム・ネロリ・ローズ・サンダルウッド
からだが冷えきった時 ジャスミン・クラリセージ・ラベンダー・スイートマジョラム
しゃきっと目覚めたい時 ローズマリー・サイプレス・プチグレイン・メリッサ
寝つけない時 ラベンダー・イランイラン・ネロリ・フランキンエキス・タンジェリン
足がむくんだ時 ジュニパーベリー・ゼラニウム・クラリセージ・サイプレス
汗が出にくい時 ジュニパーベリー・ゼラニウム・天然塩(死海ソルト・ソルトレークシティの塩)
ちょっと風邪ぎみの時 ユーカリプタス・ティートリー・サンダルウッド・ラベンダー

■髪のお手入れ

髪の老化に抵抗して、美しい黒髪を護るためにも、アンチ・エイジング療法を実践することは大切です。一度白髪になってしまったり、薄くなってしまった部分は、決してあきらめることなく、染めたり、付け毛を用いたり、精一杯おしゃれをしましょう。精神的にも、あきらめはマイナス思考、精一杯のおしゃれはプラス思考です。

ここでは、できるだけ天然素材をもちいたアロマ・シャンプーをお勧めしておきます。基本的なヘアケアーは変わりありません。丁寧にブラッシングしたあとに、ぬるめのお湯で下洗いしてから、シャンプーし、汚れをきちんと落とすことにあります。ストレスなどで肩こりがある方は、頭皮も緊張していますので、シャンプーの2~3時間前に充分な地肌のマッサージをしてください。

~アロマ・シャンプーの材料(3-5回分)~

  • シャンプー基材・・・30ml
  • ベースオイル・・・大さじ1杯
  • 精油(アロマ・エキス)・・・6滴
  • 【アロマ・エキスの選び方】
  • 基本的な黒髪に→ローズマリー
  • 染めた髪に→(ローマン)カモミール
  • 抜け毛には→ローズマリー&イランイラン
  • 乾いた髪に→ローズウッド、サンダルウッド
  • 脂っぽい髪に→シーダーウッド、ローズマリー

米井 嘉一(よねい よしかず)

米井 嘉一(よねい よしかず)

1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長(http://www.yonei-labo.com/) Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HP

© 日本シティジャーナル編集部