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まとめ

ここまで「せっかく美容外科できれいにした肌をずっときれいに保つための方法」について、いろいろ述べてきました。「いろいろありすぎて、よくわからない」「本を読むのが面倒くさい」「てっとりばやい方法がないの?」とおっしゃる方は必見です。

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まずは、アンチエイジング・クリニックを受診し、肌だけでなく、からだ全体の老化度をチェックします。自分自身の弱点を知り、あなたにあった最適な方法を見つけてもらい、食事や運動や生活の上でのアドバイスを受けます。そして効果のあるサプリメントを処方してもらいます。サプリメントは一点豪華主義ではなく、いろいろな栄養分を必要なだけとることが大切です。基本的な栄養素は健康増進用サプリメントで十分ですが、肌の美と健康のためには、美肌用サプリメントをこれに加えます。ちょっと太り気味という人、脂肪をつけたくない人、厳しいダイエットを実践している人には、からだの代謝を落とさないために痩身用サプリメントを加えてください。もし検査の結果、ホルモンのバランスが悪いと判断されたら、DHEA、メラトニンや女性ホルモンを補充、調整してもらいましょう。

適度な有酸素運動、柔軟体操、正しい呼吸法、心理療法等がうまくミックスされているヨーガや呼吸法のレッスンは、理想的な生活療法です。お肌のためを思えば、あきっぽいあなたでもきっと長続きすることでしょう。ヨーガや呼吸法を10年以上、一生懸命にやっているヒトは、からだの内側から健康になって、それが肌に現れてきます。ですから、ヨーガや呼吸法の先生は、素肌がイキイキしていて、ツヤ・うるおいがあって、とてもきれいです。4~50歳をすぎていても、素肌がとってもきれいな先生ならばまず間違いありません。お肌のきれいな先生を選びましょう。

米井 嘉一(よねい よしかず)

米井 嘉一(よねい よしかず)

1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長(http://www.yonei-labo.com/) Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HP

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