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アレルギーあれこれ

この季節、花粉症でお困りの方は多いかと思いますが、私hiromiも例にもれず…花粉症に悩んでいる1人です。

この花粉症、カリフォルニアに住んでいた時はまったく症状がなかったのです !おそらく、ロサンゼルスの近郊に杉の木が少なかったからだと思われますが、とにかく助かりました。アメリカにおける代表的なアレルギーといえば、やはりピーナッツ(落花生)ではないでしょうか。子供を預けている託児所に、日本から遊びに来たhiromiの父と母が、お土産にと日本のお菓子を持参したところ、「お菓子の中には何が入っていますか ? ピーナッツは入っていますか ? 」と聞かれました。日本のお菓子には、アメリカほど成分や材料に関する詳細が書かれていないので、困ったことを覚えています。

このピーナッツにまつわるお話をご紹介します。当時hiromiが働いていた会社の同僚から聞いたのですが、ある求職中のアメリカ人が、幸運にも某大手テレビ局の面接を受ける機会をゲットしました。面接当日、通された個室で面接担当者が来るのを待っている間に、気さくなテレビ局の社員からお菓子を貰ったそうです。

…しばらくして面接担当者が部屋のドアを開けると…

なんと、面接を受けるはずの人が、床に倒れていたのです ! 面接担当者は急いで救急車を呼び、その場は収まったようですが、原因はピーナッツ・アレルギーによるものでした。気さくな社員が何気なくあげたお菓子に、実はピーナッツが入っており、気付かず食べたため、すぐさま体が反応してしまったようです。

ピーナッツ・アレルギーと聞いても、日本の方はあまりピンとこないかもしれませんが、このアレルギーは場合によって、かなり怖い症例もでており、意識喪失や呼吸困難、最悪のケースは死に至ることもあるようです。

さて、そのアメリカ人、その後どうなったかといいますと…無事、そのテレビ局に入社できたようです ! 同僚いわく「体を張って獲得したポジション ! 」だそうです。

アレルギーを侮ってはいけないと痛感させられたお話でした。それはそうと、早く杉花粉の季節が去ってくれないかと、ため息をつくhiromiであります。

hiromi

Rock'n'Roll 好きが高じてアメリカへ渡る。
帰国子女の娘2人とカルチャーギャップに奮闘中 ! ! !

© 日本シティジャーナル編集部