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日米「ハンカチ」事情♪

暑い日が続いていますが、みなさんの体調管理は万全でしょうか?海に近い我が家でも、とうとうエアコンの力を借りる事になりました。

さて、日本の暑い夏には特に必需品となる「ハンカチ」。hiromiは欠かさず携帯しております。今ではトイレに行って手を洗う際、ハンドドライヤーから温風がでてきて手を乾かせますが、hiromiの住んでいるエリアでは、まだまだハンカチが活躍しております。

実はこのハンカチ、なぜかアメリカでは活躍していません!…というか、使っている人を見たことがありません。まず、ほとんどの移動が車なので、エアコンが効いているので快適♪ また、トイレには日本の温風式とは違いますがハンドドライヤーが備わっています。もし、ドライヤーが無い場合でも、必ずペーパータオルが備えてあるので、ハンカチの出番が無いのです。でも何といっても第一の理由は、カリフォルニアの気候は日本に比べてドライ。カラッとしているため、汗ばむことが無いのです!湿気の多い日本の梅雨~夏が苦手なhiromiは、初めてカリフォルニアで夏を過ごした時は、何て気候に恵まれた土地なんだろう♪と感じたことを今でも覚えています。そんな気候で育ったカリフォルニアの人達なら、ハンカチを見て「???」と思うのも頷けます。

今回は、我が家で起きたクスッと笑えるお話をしたいと思います。カリフォルニアに住んでいたhiromiファミリーですが、husbandの仕事の関係でノースカロライナ州へ移る事になりました。移住したのが春。それから西海岸と東海岸の違いや、カリフォルニアとノースカロライナの違いなど色々なことを経験しながら夏を迎えました。…が、このノースカロライナ州、実は気候が日本ととっても良く似ていたのであります。

ある夏の日、ジメジメする湿気対策にエアコンを作動。いくら暑いとはいえ、当時5歳、3歳の娘達は、お外で遊びたい。なんとか家事を終わらせ子供たちを公園に連れて行き、1時間ぐらい遊ばせて自宅に戻った時に、5歳のお姉ちゃんが言いました。

  • お姉ちゃん:ママ…私、お医者さんに行かないと。
  • hiromi:エッ、なんで?
  • お姉ちゃん:私、病気だと思う。
  • hiromi:(まさか、日射病?)どうしたの?
  • お姉ちゃん:なんかよくわからないけど、私のおでこが…濡れてるの。変だからお医者さんに診てもらいたいの。

「…!?」と思いつつ、娘の額を見ると…汗が出ていました。

  • hiromi:お医者さんに行かなくても大丈夫だよ。それは病気じゃなくて、【汗】っていうんだよ。

なんと、ノースカロライナで夏を過ごすまで、娘達は【汗】を知らなかったのでありました。今では、蒸し暑い日本の夏が来ると、「あ~汗かいちゃった」と愚痴る2人です。

hiromi

Rock'n'Roll 好きが高じてアメリカへ渡る。
帰国子女の娘2人とカルチャーギャップに奮闘中 ! ! !

© 日本シティジャーナル編集部