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入国管理局の日米比較

先月半ばにhusbandが日本に移住致しました。かなり不安もあるようですが、意外に打ち解けているようでホッとしました。

今のhusbandの気分は多分、私が15年前に意を決してアメリカに渡った時と同じなのだろうなあと思います。

ただ、アメリカに移住する際、無くてはならないグリーンカードの取得にかなり時間がかかったのを覚えています。何度となく出向いた移民局での手続きは、とにかく大変でした。私が申請していたLAのダウンタウンにある移民局のオフィスは当時、1日に決まった人数の移民しか受け付けず、なんとかその枠に入ろうと、皆さん早朝からビルの前に列を作って待っていました。やっとの事で窓口に行き、書類をトレーに入れ名前が呼ばれるのをじっと待つ。一種異様な空気が漂う空間でした。大体の人は朝食抜きで待っているのでお腹が空いています。それを知っていながら受付の男性は、目の前でブリトーを口に頬張りつつ、時間を掛けて書類に目を通していました。待っている方は、「もし、席を外している間に名前を呼ばれたらどうしよう…」と不安になり、トイレに行くのも惜しんで座って待っているのに…。本当に失礼な方たちでした。ある時は、待てど暮らせど私の名前は呼ばれず、明らかに後から来た人の名前を呼んでいたので、一緒に来ていたHusbandが受付に直接訊ねました。初めは横柄だった移民局のスタッフも、Husbandがアメリカ人だと分かった瞬間、いきなり声のトーンが変わり、フレンドリーになったのに唖然としたのを覚えています。そしてそのスタッフが、「ごめんなさい、あなたの書類が無いの。コピーは持っているかしら?」ですって!何と、私の申請書類を一式を無くしたのです!あまりのひどさに言葉も出ませんでした。

書くだけで苦い思い出がよみがえる移民局での出来事ですが、今回Husbandが日本へ移住するために、また同じようなことを日本で経験するのかしら?と思いながら入国に必要なビザを申請したら、思いのほかスムーズにビザを頂けました。こちらに来てからは外国人登録が必要なだけで、後はビザが切れる前に更新し、日本在住10年たった時点で永住許可に切り替える事が必要だそうです。手続きでは担当の方に丁寧に教えていただき、LAで受けたような扱いは全くなく、何と日本とは良い国だろう!と感動したのを覚えています。

ただ、誤解を招くといけないので、追記しますが、移民局ではいやな思いをしたhiromiですが、他の政府の機関でいやな思いをした事は一度もなかったので、移民局は特殊な機関なのかもしれませんね。何せ、毎日のように国境を越えてくる外国の方達を相手にしているのですから。

文化、言葉、地域に何とか馴染もうと頑張っているhusbandですが、ようやく外国人登録が完了し、只今、就活中。不景気だけど、頑張ってほしいものです。この間は、家の近所ですが車の運転に挑戦!やっぱり方向指示機とワイパー間違えちゃいました。hiromiも人のこと言えませんが…。

hiromi

Rock'n'Roll 好きが高じてアメリカへ渡る。
帰国子女の娘2人とカルチャーギャップに奮闘中 ! ! !

© 日本シティジャーナル編集部