音楽のまちNAHVILLE

先日仕事ではありましたがアメリカのナッシュビルというところに行ってきました。ナッシュビルはアメリカ南部のテネシー州にありそれほど大きな町ではありません。しかしここは知る人ぞ知るカントリーミュージックの発祥の地で、アメリカン・ポピュラーミュージックの故郷ともいえます。現在はカントリーにこだわらず、ロック、ブルーズ、ジャズ、ダンスミュージックなど様々な音楽がプレイされています。町の中心地にBROADWAYという目抜き通りがあり、そこには無数のライブハウスが昼夜問わずご機嫌なライブを奏でています。またナッシュビルはミュージックビジネスが確立された場所としても知られ、ミュージックロウという通りには無数のレコーディングスタジオがあり世界中からミュージシャンがレコーディングに訪れます。そのミュージシャンもボブ・ディラン、ポールマッカートニー、リンゴスター、メガデス、他多数のアーティスト、もちろん日本人プレイヤーもいます。

下手したら成田よりも田舎かもしれないアメリカの南部のこの町が、なぜにここまで音楽というキーワードの元に楽しさを醸し出しているのか？それは決して都市部に媚びることなく伝統の音楽を守りつつ新しいものも受け入れ「音楽」をキーワードに街づくりをした賜物だと思います。「音を楽しむ」ナッシュビルに来るたびにそのことを痛感します。わが町成田もそうした「音を楽しめる町」になればいいなと思います。さて成田の夏の風物詩『成田ふるさと祭り』に今年もカモネギ出演します。今年はボンベルタ前の特設ステージにて。8/24はベース、8/25はギターと唄で参加します。

楽しい音楽の町となりますように。

（ギタリスト　加茂尚広）