日本シティジャーナルロゴ

楽器「ディジュリドゥ」

ディジュリドゥ

ここでは古い楽器をよく紹介しますが、これもかなり古い歴史を持つ楽器です。ディジュリドゥはオーストラリアの原住民アボリジニーの楽器で、白アリが食べて空洞になったユーカリの木をそのまま使っています。長さは1m以上と大きく、「ブヨブヨブヨ~」「ビロビロビロ~」と吹くだけで全身が重低音で振動するような音が特徴的です。音階は特になく、音程よりも音そのものを楽しみます

トランペットなどの金管楽器を吹くときに唇を小刻みに震わせますが、ディジュリドゥはもっと大きく震わせます。種も仕掛けもない筒を吹くだけであんなすごい音がするとは、最初はにわかには信じられませんでした。しかもアボリジニがディジュリドゥを吹く時は、まるで息継ぎをしていないかのように音が途切れません。これは鼻で息を吸いながら口で息をはく循環呼吸という手法を用い、しかもこれをエンドレスで繰り返しているからです。昨今ではイギリスのアーティストがCDで用いて人気に火がつき、若い人の中でも浸透している楽器です。ずっと吹いていると太古の時代を連想させる不思議な神秘的な音を放ちます。

NEGGY加茂スケジュール

(ギタリスト 加茂尚広)

NEGGY加茂

NEGGY加茂

1971年生まれ 佐賀県唐津市出身。
1990年上京。東京を目指すも勢い余って通過してしまい千葉県成田市にて音楽活動開始。以後仕事の傍らミュージシャンとして年間40本以上という驚異的な数のLIVEをこなしている。いわゆる普通のLIVEのみならず、キャンプコンサートなどイベント出演も多数。現在は「KING JOE」というBANDで全国規模で活動中!!その爆笑&失笑ステージは見ごたえあります。「カモネギ」の愛称で親しまれております。

© 日本シティジャーナル編集部