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発声

一番身近な楽器は?それは声でしょう。カラオケもますます発達し、1億総歌手時代に突入した現在。でも歌って上手い下手がはっきり分かれますよね。歌唱力がある人はうらやましくもありますが、ボーカルに不可欠な発声を見直すことによって、上手に歌うことが出来ます。かく言う私もジャイアン級の音痴でしたが、努力である程度克服することが出来ました。

◆ 腹式呼吸

これは有名ですね。妊婦さんやスポーツ選手でも有名です。音楽以外ではリラックスする効果もあります。イメージとしては息を吸ったときにおなかが膨らむ感じ。音楽的な腹式呼吸の訓練方法は大体以下の4通りがあります。

  • ゆっくり吸ってゆっくり吐く
  • すばやく吸ってすばやく吐く
  • ゆっくり吸ってすばやく吐く
  • すばやく吸ってゆっくり吐く

◆ 姿勢

姿勢は正しく。そうしないときれいに歌えません。猫背などもってのほかです。背筋をピンと伸ばすことにより少ない力で空気を前に出す。古い話ですが東海林太郎の直立不動の歌唱スタイルは有名です。話は逸れますが、内田裕也は口の周りに指をVの字にあて空気を効果的に前に出すそうな。果たして効果があるのか・・・・。

◆ 音階

ドレミファソラシドは全全半全全半の並び。この音関係を理解することにより、音感に自信のない人も音感を高めることが出来ます。通常、音痴と言われている人は狙った音に音程を合わせることが出来ません。一般的に多いのが音がフラットする人。音痴のほとんどがこのパターンです。一方音がシャープしてしまうのは治すのに根気がいります。

ボーカルは個性が一番なので、あまりとらわれなくてもいいのかもしれませんが音程は努力で克服できます。もちろん歌唱力がある人は自然に出来ているのですが、我々ジャイアニスト(音痴な人ね)も努力することで出来杉君にもなれるのです!!

LET'S SING!!

(ギタリスト 加茂尚広)

NEGGY加茂

NEGGY加茂

1971年生まれ 佐賀県唐津市出身。
1990年上京。東京を目指すも勢い余って通過してしまい千葉県成田市にて音楽活動開始。以後仕事の傍らミュージシャンとして年間40本以上という驚異的な数のLIVEをこなしている。いわゆる普通のLIVEのみならず、キャンプコンサートなどイベント出演も多数。現在は「KING JOE」というBANDで全国規模で活動中!!その爆笑&失笑ステージは見ごたえあります。「カモネギ」の愛称で親しまれております。

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