勇壮 ! ! 成田太鼓祭り ! !

行ってきました ! ! 成田山の参道を中心に開催された「成田太鼓祭り」。たくさんの人で賑わっていましたね。大型の和太鼓がこれだけの数揃うと本当に勇壮です。

日本での太鼓の歴史は非常に古く、6世紀の埴輪には既に太鼓を持っているものがありました。その後、能楽など芸能の発達に伴い、太鼓も発展していきます。祇園などに代表される祭りから非常に身近になり、ハレの日には欠かせないものとなりました。お囃子から暴れ太鼓、最近ではアンサンブルまで芸能、芸術としても新しい形でどんどん発展しています。最も大きい太鼓は5m近くあり、ちょっとした家です。日本は銅鐸にしても仏像にしても大きくすることが得意ですね。でもそんなに大きな太鼓の革はどうやって調達したんだろう??

長野オリンピックでの和太鼓2000人打ちというセレモニーも記憶に新しいところです。

さて成田山に話を戻すと、境内に大きな太鼓がおいてあり、階段からも人々が見ることが出来るという、まるでジャニーズ横浜アリーナコンサートのような斬新な客席配置の中で熱演が繰り広げられていました。秋には弦祭りと言うイベントもあるそうで、こちらも楽しみです。音楽都市成田にふさわしい、家族で楽しめる素敵なイベントでした。

（ギタリスト　加茂尚広）