日本シティジャーナルロゴ

高校編-序章-

漫画

私が進学した高校は男子校でした。当時は校内暴力が社会問題化し「なめんなよ」全盛の時代です。内心かなりビビっていたのですが意外と普通でちょっと拍子抜けした位でした。部活動は特に考えていなかったのですが、担任の先生の青春ドラマの様な通る声に少し感動していたところ、フォークソング部の顧問だと言うことでした。

面白そうな先生なので興味を持ち、放課後、部室へ見学に行くと、髪の長い上級生が優しく迎えてくれました。男ばかりの学校の中でちょっと異質な空間です。先輩達はギターと音楽の素晴しさについて熱心に語ってくれましたが、何より新入部員の心をつかんだのは、隣にある女子高のフォークソング部との交流会でした。

(つづく)

YAMAHA CWE-18

今月の1本 YAMAHA CWE-18
(1980年代、生産完了)

  • 定価100,000円(当時)
  • 表板:シカモア
  • サイド、バック:シカモア
  • ネック:マホガニー
  • 指板&ブリッジ:パリサンドル

※YAMAHAエレアコモデルの初期型。神戸の友人から譲り受けました。

※現在この機種は販売されていません。

まつもとゆきひろ

成田在住のアコギマニア。自宅には数十本のアコースティックギターがひしめいている。
現在も首都圏を中心に全国ライブ活動中。

© 日本シティジャーナル編集部