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テニスには出会いが一杯!

樺沢氏

2年前のある夜、小さい子供を3人つれて私は安食の小さな寿司屋に食べに行きました。子供達は畳の上で寝入ってしまったので一人で食べていたのですが、ちょうど真横で40代年配の仲の良さそうな夫婦がお寿司をつまんでました。ちらっとお顔を拝見するとどこかで見たことがあるような気がするので「あれ?!」と思って何度か振り向いているうちに向こうもこちらを見るようになり、お互いが首をかしげているのもおかしいので「どこかでお会いしてませんか?」と切り出してみました。すると向こうも「そうだよね、どっかで会ったよね!」と話がはずみ、20分ほどあーでもない、こーでもない、と話しているうちに「もしかするとテニス…!!」そこで話が爆発です。何と彼は樺沢選手で、30年近く前に石黒修(元デビスカップ選手)チームで一緒に練習したテニスの先輩だったのです。

彼は夢の全日本に出場しその後公津の杜駅前でテニススクールを経営するに至ったとのこと。私は長年アメリカに渡った後、東京から成田に引越してきて仕事をするようになり、どういう縁か、成田を更に越えた安食の寿司屋で再会したのです。テニスには多くの出会いがあります。でもこんな出会いは奇跡に近いのでは?今ではミズノテニススクールで私も学生時代の気持ちに戻り「ちょっとだけ」練習をしています。そして先月号までこのコラムの記事を書いていた通称カツノリ君は樺沢家の一員です!これだから人生は面白い。テニスはもっと面白い!!出会いを求めるためでも何でも良いです。テニスをしてみてはいかが?

(文:中島 尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部