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多種多様のストロークがテニスの楽しみ

ストローク練習に一生懸命のスクール生

ストローク練習に一生懸命のスクール生

テニスのストロークには様々な種類があり、どれも全く違うスイングの形をしているところがテニスの醍醐味であると同時に、マスターするのが難しい理由でもあります。それらの一見複雑な練習を地道に積み重ねることによってテニスは段々と形になっていきます。まず最初のストロークはサービスです。プロの試合では上から振りかざすように思い切りスイングしますが、初心者のプレーでは下から軽く打って相手コートに入れる方法もあります。そのサービスを打ち返すことがサービスリターンです。最高速度時速200kmを越えることもあるボールを打ち返すこのリターンストロークこそ正に反射神経の勝負と言えます。そしてコートの後方からボールを1回弾ませて打ち合うことをグランド・ストロークと呼びます。これぞテニスマッチの基本であり、ラリーの応酬は傍から見ていても楽しいものです。またネット際に詰めてボールをノーバウンドでボレーすることにより、テニスにスピード感が出てきます。中でも高く上がったボールをラケットを頭から振り下ろしてひっぱたくストロークはスマッシュと呼ばれ、これが「ビシッ」と決まった時の爽快感は言い尽くせません。さあ、Let’sテニス !

(文:中島 尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部