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日本の玄関口が煙でかすんでいいの !?

成田空港第2ターミナル喫煙所

ここ最近、アメリカのカリフォルニア州を筆頭に世界各地で禁煙(嫌煙)ブームが巻き起こっています。タバコを吸わない人にとってカリフォルニアは天国!公共の場所においてはレストランだろうがパブだろうが、一切法律で喫煙が禁じられており、タバコの臭いを全くかぐ心配をすることなくどこにでも安心して行けるからです。

成田でもSTARBUCKSコーヒーや大和の湯(温泉)など、いち早く全面的禁煙に踏み切っているお店が登場しています。これからは健康管理が大事ですね!周知のとおりタバコの喫煙は体に有害であるだけでなく、喫煙者の煙を吸ってしまう俗に言う間接禁煙は更に有害なので、アレルギー疾患や喘息の方が多くなったこの頃、クリーンエアーは死活問題です。ところが日本の玄関である成田空港の第1.2ターミナルに設けられている喫煙コーナーを見てみると、何とそれが広場のど真ん中にソファーと低い敷居が置いてあるだけなのです。そしていつもそこからもくもくと吐き出される煙が、周辺に行き渡っていても誰も無関心な様子。一体何のための喫煙コーナーか全くわかっていないようです。喫煙コーナーは煙が出ないように隔離するのが当たり前なのに、こんなんでいいの?誰か教えて!

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部