日本シティジャーナルロゴ

成田に欲しい「インドア」テニスクラブ!

インドア・テニスクラブ

札幌よりも寒いといわれている米国シカゴ近郊から多数のプロ・テニスプレーヤーが生まれています。女子プロテニスのトッププレーヤーであったアンドレ・イェーガーやNCAA全米大学でNo.1にランクされたロビー・ワイス等、その名をあげればきりがありません。極寒の土地でどうしてテニスがうまくなれるのでしょうか?答えは「インドア・テニスクラブ」です。アメリカでは寒い地方に行くと必ず室内テニスクラブがあります。市営のパブリック・コートから高級プライベート・クラブとして民間が経営しているものまで様々です。著名プレーヤーはこれらのインドア・テニスクラブで育まれ、常駐するティーチング・プロと毎日プライベート・レッスンを重ねながらテニスの腕に磨きをかけていったのです。屋内コートの利点は何と言っても天候に左右されずに1年中練習ができること。これなら練習量に欠ける事がないため強くなるのも道理です。また常に無風状態の完璧な環境で室内温度も調節しながらテニスができるため、快適そのものといえます。弱点といえば日差しや風がないため、屋外の試合になると自然環境に適応できない場合が生じることくらいでしょうか。四季があり、また雨の多い成田で、インドア・テニスクラブが誕生するのが待ち遠しいこの頃です。

(文:中島 尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部