プロの演奏

最近はインターネットや携帯でコンサートのチケットが簡単に手に入りますが、80年代、チケットは「並んで買う」のが当たり前でした。発売日には徹夜で並び、念願のチケットを手に入れたものです。当時我々フォーク少年を熱狂させていたのが、チャゲ&飛鳥。まだC&Aではない頃です。デビュー間もない彼らの演奏は今ほど洗練されてはいませんでしたが、熱い想いが伝わってくる素晴しいステージでした。初めて観るプロの演奏に大興奮!どんな風にギターを弾いているのか、どんな楽器を使っているのか、興味津々です。そこである発見をしました。チャゲと飛鳥の弾いているアコースティックギターは、マイクから離れてもちゃんと音が出ていたのです…。
(つづく)

今月の1本 OVATION Custom Legend 1719-5 (1992年代、生産完了)
- 表板:スプルース単板
- サイド、バック:リラコード
- ネック:マホガニー/メイプル 5P
- 指板:エボニー
- ブリッジ:ローズウッド
※ポール・サイモンに憧れて手に入れた1本。ブラック塗装にアバロン貝の装飾が豪華です。
成田在住のアコギマニア。自宅には数十本のアコースティックギターがひしめいている。
現在も首都圏を中心に全国ライブ活動中。