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概要

vol_161

2015年(平成27年)3月28日発行第161刊毎月第3土曜日発行購読無料聖地です。また、守屋山は諏訪大社の御神体という説もあるほど、古代より神聖な山とみなされており、その麓には守屋神社や諏訪大社上社が建立されています。守屋山と諏訪大社に纏わる伝承を頼りに、今日ではイスラエル人が礼拝に訪れるほど有名になりつつあります。酒見神社を通る経度線と緯度線にも注目です。酒見神社の南方には、ほぼ同経度の線上に、伊勢神宮の元宮とも言われている伊雑宮が存在します。伊雑宮は元伊勢のひとつであるだけでなく、その伊雑宮を基点として多くの聖地が見出されました。伊雑宮の存在があったからこそ、伊勢の内宮、外宮へと、歴史が展開したのです。また、富士山頂の南端と同緯度のレイラインも酒見神社を通り抜けています。これらのレイラインはみな、酒見神社で交差しています。更には九州の聖山である阿蘇山と四国石鎚山を結ぶ線が酒見神社に繋がることにも注目してみました。阿蘇山が古代のレイラインに含まれていることは稀ですが、石鎚山という西日本最高峰と結び付けることにより、酒見神社とのレイラインが形成されるように見られることから、レイラインの考察の中に取り入れられた可能性があります。これらの4本のレイラインだけで、日本列島最高峰なる富士山と西日本最高峰の石鎚山、四国と九州の聖山である剣山と阿蘇山という4つの日本を代表する偉大な山に、酒見神社が紐付け無段階調整式しっとりとした本革の張り地酒見神社本殿られていたことになります。また、列島内の最も古い集落の一つとして栄えた諏訪湖畔近くの諏訪大社前宮と、西アジアから日本に渡来した初代の神々が見出した最も古い集落のひとつとなる伊雑宮が、これらのレイラインに含まれていることも、極めて重要です。古代、中嶋宮が重要視されていた理由がレイラインの考察からわかります。水上の御巡幸を支えた船木氏の存在神宝を携えた御巡幸の最終段が水上の旅という画期的な出来事の背景には、その後、海人豪族として全国各地で名声を轟かせた船木氏の存在があったことも見逃せません。倭姫命が乗船された船は、中嶋宮にて献上され3隻のうちの1隻であると考えられ、これらの船はいずれも伊久良河宮の近郊で同時期に造船された可能性が高いのです。短期間で大型の船を造るためには、優れた造船技術と経験を誇る優秀な職人の存在が不可欠です。また、海人豪族の名を馳せた実権者として、神宝を携えながら旅する倭姫命御一行の船団を護衛する責務も問われたことでしょう。そのような造船技術と資金力、政治力を持つ生粋の海人豪族こそ、船木氏でした。古代社会においては大陸経由の教養が知識層にとっては重要であり、それなくしては、高度な航海術や造船技術を身につけること自体が不可能でした。それ故、大陸系の豪族や皇族の流れを汲む部族以外に、大型の船を造ることなど到底ありえず、ごく限られた部族のみがそのノウハウを持っていました。その造船技術に抜きんでていたのが船木氏です。よって元伊勢の御巡幸という1世紀近くをかけた国家レベルの極上のくつろぎを我が家にRC27WH\ 23,800(税込\25,704)●色:ホワイト●幅80×奥行83-112×高さ99.5-87cm祭事が執り行われている最中、その最終段の旅路にて船が必要とされた時、突如として船木氏は歴史にその名を現したのです。船木氏の背景については、史書には限られた情報しか残されていません。ごく一般的に船木氏は、伊久良河宮のある美濃国本巣郡船木郷より起こり、その後、伊勢国多気郡の地にて拠点を確立した後、播磨周辺へと移動し、そこから全国各地へと船木氏の拠点を拡散していったと考えられています。倭姫命による元伊勢御巡幸は第11代垂仁天皇の時代に行われたことから、船木氏が本巣郡に台頭したのは1世紀頃と推測されます。船木氏の出自は、古事記の神武記に記載されています。そこには神武天皇の第二皇子である神八井耳命を祖とする氏族のひとつとして、「伊勢の船木直」が含まれています。すなわち船木氏とは、神武天皇の皇子、神八井耳命から出た多臣族であり、皇族の流れを継ぐ豪族だったのです。神武天皇の先代、記紀に登場する神代の神々の中でも最も古い民は、アジア大陸の西方から長い年月をかけて船で海を渡り、アラビア海、ベンガル湾、シンガポール、南シナ海、台湾などを経由して、南西諸島から列島に到来したと考えられます。よって渡来者の中には航海術と造船技術に長けた部族も存在したに違いなく、先祖代々、その船造りの職務を担ってきた豪族の流れを汲む一族が船木氏だったのでしょう。そして元伊勢の御巡幸が水上の旅へと移り変わる際には、その優れた造船技術で名声を博していた船木氏は、天皇や神大根王、美濃国造らの命により本巣郡へ召集され、短期間に船を造り上げただけでなく、船旅の守護神としてその後、倭姫命御一10段階調節行を護衛することにもなったと考えられるのです。船木氏が多臣族であることは、伊久良河宮から伊勢に至るまで川を下って海沿いを航海した際、船木氏が滞在したと考えられる拠点にて建立された神社の社伝からも理解することができます。例えば四日市の耳常神社では神八井耳命が祀られています。その社伝によると、寛永の時代頃までは、伊勢国の船木直の子孫が耳常神社を守っていました。同じ四日市市の太(おおみわ)神社も神八井耳命を祭神とし、大正時代には石部神社に合祀されるも、その社伝には船木氏が奉仕をしていた記録が残されています。神八井耳命を祀る神社で船木氏が奉仕する理由は、その子孫に船木氏が名を連ねているからに他なりません。また、住吉大社神代記によると船木氏の遠祖は大田田命であり、大物主神の子として三輪山にて大物主神を祀った三輪氏の祖、大田田根子のことであるというのが定説です。元伊勢の御巡幸が始まる直前の崇神天皇の御代、疫病や災害が続き、天皇の夢に現れた三輪山の大物主神のお告げにより、大物主神の子である大田田命が大阪の堺市・和泉市の方から召集され、大神神社の神主となったのです。船木氏の祖は、神武天皇の血統を汲む神八井耳命だけでなく、元伊勢の原点となる三輪山と深く絡む大物主神と大田田命の末裔でもあったことがわかります。それ故、前述した船木氏が管轄した神八井耳命を祀る太神社では、「太」を「おおみわ」と読み、三輪山の大神神社と船木氏との結び付きまでも示唆したのでしょう。船木氏の背景には、大物主神と三輪山、そして神武天皇の存在があったのです。住吉大社神代記には、船木氏デンマーク製チェスト&本棚の祖である大田田命の子、神田田命のそのまた子、つまり大田田命の孫である背都比古命が富止比女乃命を娶って伊瀬川比古乃命(いせつひこのみこと)を生み、伊西(イセ)の船木を拠点としたことも記されています。美濃国の本巣郡を基点として始まった船木氏の流れは、その後、木曽川から伊勢湾沿いにかけて各地に拠点を設けながら、元伊勢の御巡幸が完結した時点において、伊勢の船木に集落を築いたのです。大田田命の家系に属する伊瀬川比古乃命が伊勢の船木に集落を築くことにより、元伊勢御巡幸の出発点である三輪山と、その最終地点の伊勢双方が、大田田命を祖とする船木氏とも結び付いていることがわかります。船木氏の祖であり、大八嶋国にて日神を出し奉る大田田命、神田田命は元来、東播磨にある九万八千余町の杣山とも呼ばれる住吉・椅鹿山神領地を古くから領有し、大社の増改築のために材木を供給しただけでなく、造船用の木材を伐り出す山林としても重宝されました。そして元伊勢の時代の直後、神功皇后の時代では、船木連氏によって管理されていた杣山、住吉・椅鹿山神領地の多くは住吉大社へ寄進されました。また、神功皇后が新羅出征をされた際には、船木氏らが自ら領有する山を伐って船三艘を造り、その船に乗って皇后は新羅に遠征し、凱旋したことが、住吉大社神代記の船木等本記に記載されています。その後、第12代景行天皇の時代、武内宿禰により、その船は祀られることになりました。伊勢から播磨へと移動する船木氏御巡幸地の最終地点である伊勢国に拠点を構え、伊勢国に根付くと思いきや、船木氏も自らの※掲載商品は組み立て式です均整のとれたデザインリビングやダイニングにもピッタリ70023BWW●幅120cm×奥行35cm×高さ82cm\7,380●重量:36kg(税込\7,970)●カラー:ホワイト引き出しや扉をオプションで増設可能80761●幅81×奥行42 81242●幅93×奥行35×高さ110cm×高さ182cm\8,280●重量:34kg\14,800●重量:51kg(税込\8,942)●カラー:ホワイト(税込\15,984)●カラー:コーヒーこの他、多数商品を取り揃えております。お得なセール情報も満載!是非ファニチャーハウスのWEBサイトをご覧下さい。携帯電話からはコチラ!RC35\ 33,800(税込\36,504)●色:ブラック、カーキ●幅80×奥行90-114×高さ88-100cm全2色ブラック/カーキ本革(裏面:PVCレザー)コンパクト設計フットレスト搭載新商品(4月末入荷予定)RC18\ 19,800(税込\21,384)●色:ブラック※写真はイメージです。〒286-0825千葉県成田市新泉14-3ご注文・お問合せは、WEBサイト・電話・ファックスからwww.furniturehouse.co.jpwww.furniturehouse.co.jp※ショールームは現在準備中です。何卒、ご了承下さい。TEL:0476-24-5111FAX:0476-24-5112営業時間平日10:00~19:00土曜12:00~17:00送料・お支払い方法・発送時期などについては、お問い合わせください。お客様のご都合によるキャンセル・返品は承っておりません。※掲載している価格は2015年3月現在のものです。最新の価格はファニチャーハウスWEBサイトにてご確認下さい。-2-