ブックタイトル日本シティジャーナル vol.169

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概要

日本シティジャーナル vol.169

2016年(平成28年)1月17日発行第169刊毎月第3土曜日発行購読無料日本シティジャーナルvol. 169Nihon City Journal発行:ネットハウス〒286-0825千葉県成田市新泉14-3TEL 0476-89-2333 FAX 0476-89-2334[平日]10:00? 19:00[土曜]12:00? 17:00http://www.nihoncity.com成田市、佐倉市、印西市、富里市、香取市、山武市、船橋市千葉市(花見川区、美浜区)、習志野市、八千代市、四街道市酒々井町、栄町、小林、安食、多古町、横芝光町、芝山町、神崎町発行部数:500,000部改訂版「かごめかごめ」の真相にせまるヘブライ語で古代日本の文献を解読していくにあたり、読者からのリクエストで一番多く見受けられるのが、「カゴメの歌」もしくは「かごめかごめ」と呼ばれる歌です。この童謡に纏わる逸話は枚挙に暇がなく、テレビなどでもその不思議な背景が話題とNCJ109日本とユダヤのハーモニーから続く東アジア史を塗り替の中えたイスラエルの鳥」という表現が、モーセ民族まず、「かごめ」という大移動の潮言葉流にい歴史の中で何ら問題視されずに歌われ続けてきたことに、驚きを隠せません。子供の頃、「かごめかごめ」と手をつないで歌いながら、目を塞いでしゃがんでいる友達の周りを歩きまわり、最後に「後ろの正面、だーれ?」と歌って、後ろにいる人の名前を言い当てる遊びをしたことを覚えているでしょうか。鬼に選ばれた友達を囲むというこの遊びから、「カゴメ」の語源は、「囲む」ではないかという説も生まれました。「囲む」の命令形にあたる「かこめ」は中世の時代、「かごむ」と濁音を入れて記載されることもあったことから、後に「カゴメ」と発音されるようになったとも考えられます。「カゴメ」とは漢字で「籠目」とも書き、その言葉から三角形を二重に重ねた形をしたカゴメ印を想像する方も少なくありません。カゴメ印の由来には定説はなく、一説には竹で編んだ籠に見られる格子状の籠目の形や、六角形をした亀(カメ)の甲羅模様から、これらが原型となり、最終的に六芒星の形になったのではないかと言われています。そのカゴメ印は江戸時代、籠目紋として家紋にも使われました。さらに大正時代ではケチャップで有名なカゴメ株式会社の商標としても登録され、カゴメ印は大衆に広く知れ渡ることとなりました。一方、カゴメ印とイスラエルを関連付けた話題にも注視する必要があります。イスラエル国旗に描かれているダビデの紋は、カゴメ印と同じ三角形を2重に重ねた六芒星です。この特異な形状の印をダビデの紋と共有するだけに、イスラエルにそのルーツがあるという説を支持する人も少なくないようです。さらに「籠して取り上げられています。確かに「かごめかごめ」の歌詞は不可の時代に作られた「契約の箱」、解であり、「夜明けの晩」「鶴と亀聖」櫃を意味しているという説も「後ろの正面」など、奇妙な表現あります。旧約聖書には、そのが含まれています。しかし言葉の箱の中に神の息吹によって書か意味が不透明であるにも関わられた聖なる十戒の板が保管され、ず、「かごめかごめ」は昔から日箱の上にはケルビムと呼ばれる本の学校教育にも取り入れられ、鳥の形をした2体の護り神が向大勢の人に親しまれてきました。き合って、聖なる箱を守護したここのような不可解な歌詞が、長とが記載されています。そこに「かごめかごめ」との類似点を見出すことができるというのです。ところが、これだけカゴメ印とイスラエルとの関連説が囁かれ、ダビデの紋との共通点が指摘されているにも関わらず、カゴメ印に結び付く歌の中でも有名な「かごめかごめ」のヘブライ語ルーツ説については、これまで検証されることがなかったようです。もし、カゴメ印のルーツがダビデの紋にあるならば、「かごめかごめ」の歌詞もヘブライ語で書かれ、日本語とは異なる意味が、原語に含まれている可能性があるのではないでしょうか。そこで、ヘブライ語の辞書を片手に「かごめかごめ」に含まれる日本語の発音に類似したヘブライ語の存在を確かめ、それらの言葉の繋がりから意味のある文脈を見出すことができるか、カゴメ株式会社の商標(大正時代)検証することにしました。すると、これまで日本語の歌として考えられていた「かごめかごめ」が、ヘブライ語でも読めるだけでなく、そこには、衝撃のメッセージが含まれていたことがわかりました。イスラエル国旗カゴメとは「囲む」のヘブライ語「かごめかごめ」の歌詞に含まれるヘブライ語は「カゴメ」だけにとどまらず、歌全体をヘブライ語で読むことができます。しかもヘブライ語で読む「かごめかごめ」には一貫したメッセージが込められており、歌全体のモチーフが自然に読み取れることからしても、ヘブライ語説の信憑性はもはや、簡単に否定できません。早速、ヘブライ語で「かごめかごめ」を読んでみましょう。注目です。「カゴメ」という言葉は、「囲む」「護衛する」を意味最終編-1-Part.IIする(kh ag o r、カゴー)と、「誰」「何」を意味する(m i、ミー)という、二つのヘブライ語から成り立っていると考えられます。発音は合わせて「カゴ-ミー」となり、「カゴメ」と類似した発音になります。すると、ヘブライ語で「カゴメ」の意味は、「何を囲むのか?」「何が守られているのか?」「誰を守るのか?」となります。「カゴメ」という言葉には、何か大切なものを護衛したり、それを塞いで隠蔽するようなことに関連するメッセージが含まれている可能性が見えてきました。昔から子供達が「かごめかごめ」を歌う時、みんなで手をつないで輪になったのも、もしかして、大切な何かを「囲む」という意識が芽生えた結果なのかもしれません。遊戯の要点は、目隠しされた鬼を子供たちが「囲み」、鬼の背後の友達が誰であるかを言い当てることです。それ故、「カゴメ」という言葉には、大切なものを囲み、それをみんなで守るという意味が含まれていたのではないでしょうか。「かごめかごめ」遊戯のもうひとつの大切なポイントは、囲まれている鬼の姿です。目隠しされて目が見えなくなってしまう鬼とは、囲まれて守られている中心的な存在が、いつの間にか人の目から隠されてしまうことを象徴しているとも考えられます。鬼は神仏に関わる存在ですから、鬼が目隠しされる姿とは、神格化された大切なものが隠されてしまうという、一種の神隠しのような状態を表現していたのでしょうか。「カゴメ」はヘブライ語で「何を囲むのか」という意味であるという前提で考えると、この目隠しの遊びの背景には、何か大切なものが囲まれて隠されるという状況が考えられていたのかもしれません。古代社会において最も大切なものが、神宝でした。日本の歴史においても三種の神器に代表される神宝は、歴史の流れに多大なる影響を与えたほど重要な位置を占めています。よって「かごめかごめ」の歌の背景に神宝の存在があっても、決して不思議ではありません。そして一歩踏み込んで、「かごめかごめ」をヘブライ語で読んでいくと、そこには紀元前7世紀のはじめ、イスラエルの歴史から消え去った「契約の箱」に収蔵されていた神宝に関わるメッセージとしか思えないような表現が含まれていることに気が付きます。果たして、「かごめかごめ」のルーツは、イスラエルにあるのでしょうか。「かごめかごめ」では、「かごめ」を繰り返し歌った後、「籠の中の鳥」が「いついつ出会う」と歌います。この言葉からは、2羽の鳥の存在が浮かび上がり、また「籠の中」という表現からは、何かが「囲まれ」、「封じ込められ」ているような気配を察することができます。この2羽の鳥は、契約の箱の上に飾られたケルビムと呼ばれる鳥の形をした2体の守護神を指していると考えられないでしょうか。すると、「いついつ出会う」とは、それまで隠されていた神宝の秘蔵場所が明らかにされ、守護神のケルビムが再び現れて互いに出会う日を待ち遠しく思う気持ちを、遠まわしに述べた歌とも解釈できるのです。「かごめかごめ」は、日本語とヘブライ語という2つの言語、どちらでも読むことのできる歌であり、折り句のように二重の意味を含む歌として創作されていた可能性に驚きを隠せません。封じられていたのは神宝か!ヘブライ語を用いて「かごめかごめ」の歌詞を読み続けてみましょう。「籠の中の」は「カゴ・ノ・ナカ・ノ」という4つのヘブライ語で形成された言葉です。まず「籠の」は、「囲む」「守護する」を意味する(khagor、カゴー)に、「鍵をかける」または「閉じ込める」を意味する(noel、ノェ)を合わせ、「カゴーノェ」となり、「囲んで閉じ込める」「守護して封印する」ことをかごめかごめの遊戯し、安置して閉ざした」と解釈できます。これはまさに大切な神宝が、どこかに秘蔵されたことを指していると考えられます。続く「鳥は」は、「取り外せ!」の意味を持つ(torid、トリー)という言葉と、「そして」を意味する接続詞の(va、ヴァ)を合わせたヘブライ語が語源であると考えられます。「トリー」には強い命令形としての意味合いがあり、「取り外せ!」「下ろせ!」という想いが込められています。すると「籠の中の鳥は」の意味が、ヘブライ語で明確に浮かび上がってきます。それは、「守護して封じ、安置して閉ざれていた物を取り出せ!」という命令文だったのです。「取り下ろせ!」とういヘブライ語は、高い所にあるものを外す、あるいは下ろす、という主旨が含まれることから、封じられていた物は高い位置にあったと推測されます。それ故、守護されている物が神宝と想定するならば、それらが秘蔵されていた場所は、山上のような標高の高い場所にあったと考えられます。大切な神宝が人目のつかぬ山奥に安置され、その場所が長らく守られてきたからこそ、「取ってきて下ろせ」、「取り出せ!」「取り外せ!」という言葉が使われたのではないでしょうか。しかしながら、そこにはひとつの重大な問題が存在しました。それは、聖なるご神体とも言える神宝に一体誰が、手をかけるのかということです。ご神体に触れることは危険極まりなく、神宝に不用意に触ろうとした人は神の怒りに触れ、死去したことさえ旧約聖書に記載されています。周りを囲まれている鬼とは、誰も触れることができない神宝の象徴とも考えられます。そのような聖なる神宝を大切に守ろうとする想いが「かごめかごめ」に込められているようです。いったい誰が、その神宝を守るのでしょうか。いよい意味します。次に「ナカノ」は、「置よ「かごめかごめ」の真相が解明かれた」「そこにあった」を意味される時がきました。する( n a k h、ナカ)聖になる、「神ノ宝ェを」取り出して新しいの語尾を足して「置いて鍵をかけ聖地に遷すことは困難を極めたプる」、または「安置して閉ざした」ロジェクトでしたが、それでも決を意味します。つまり、「籠の中の行」されなければならなかったのは、はヘブライ語で、「守護して封印政変や疫病の流行に伴う治安の次頁に続く