ブックタイトル日本シティジャーナル vol.173
- ページ
- 4/4
このページは 日本シティジャーナル vol.173 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 日本シティジャーナル vol.173 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
日本シティジャーナル vol.173
2016年(平成28年)6月10日発行第173刊毎月第3土曜日発行購読無料vol. 173端から淡島の眉山、淤能碁呂島の小松島日峰山、檳榔島の鍛冶ヶ峰、と続きます。そして歌の中で最後に詠まれた「さけつしま」が離れ島であるとするならば、それは淡路島から遥か遠くに見える島の中では最南端にあたり、四国の沿岸から距離を置いて浮かぶ伊島に他なりません。国生みの道筋を紐解くレイラインオノゴロ島が小松島の日峰山であったという見解はこれまでに例がなく、簡単に受け入れられるものではないでしょう。しかしながら、日峰山を通り抜けるレイラインが多数存在し、それらのレイライン上に古代の重要な指標が並び、しかもその位置が仁徳天皇の詠まれた歌の内容とまったく矛盾しないことに着目すると、オノゴロ島が小松島の日峰山であるという提言が、にわかに信憑性を帯びてきます。小松島の日峰山を通るレイラインが列島に存在する多くの地の指標を取り込んで直線を形成しているのは、単なる偶然としては片付けられない理由を今一度、探ってみましょう。伊耶那岐命ら一行が日本列島の調査を開始するにあたり、まず、淡路島周辺の島々や山の頂を眺めながら、周辺一帯の地理感を得ることは必要不可欠なステップでした。そのため、国生みの基点となるべく特定されたのがオノゴロ島だったのでしょう。その場所は、日本列島内でも標高の高い山々や、船旅の途中で目にした岬などの地の指標を一直上に結び付ける原点となっただけでなく、それら複数の直線がオノゴロ島で交差するという特別な場所であったが故に、正に基点としての役割を果たすことができたのです。するとオノゴロ島と結び付いている山々や岬の途中や延長線上に他の指標を見出すことができるだけでなく、それらの指標を中心とした新たなるレイラインも描くことができるようになります。こうして古代では、無作為に列島内を巡るのではなく、あくまで拠点同士を結び付けた線上に、新たなる指標や拠点を見出したと考えられます。実際に地図を詳細に検証すると、小松島の日峰山を通るレイラインは確かに複数存在します。しかもそれらの線上には今日、霊峰として知られ、聖山の地位を不動のものとする著名な山々が名を連ねています。また、大陸より訪れた古代の民が到来した際の南方の出発点とされる八重山諸島や琉球の聖地と日峰山を結び付けるレイラインも存在します。国生み時代の渡来者は、八重山諸島を経由して沖縄から船で北上してきたことから、琉球諸島に絡むレイラインが存在しても不思議ではありません。早速、日峰山を通るレイラインを検証してみましょう。前述したとおり、古代、イスラエルより渡来した民は、大陸から八重山諸島、沖縄を経由して、南西諸島を北上し、日本列島に移住してきました。沖縄では長期間、滞在したことから地域周辺には集落の形成が進み、高天原とも呼ばれるようになりました。その沖縄本島から北西方向に32kmほど離れた伊平屋島にはクマヤ洞窟があり、古代から聖地化されていたようです。「クマヤ」という名前は「神よ、立ち上がって来てください!」という祈りの思いが込められた「クンバヤー」というヘブライ語が多少訛ったものと考えられます。クマヤ洞窟のすぐそばには伊江島の城山に似たヤヘ―岩があり、この岩の名称もヘブライ語で「神の岩」と解釈できます。城山とヤヘ―岩は双方とも同様の形になるように人の手で削られているように見受けられることから、意図的に指標となるべく形造られた可能性があります。那覇からおよそ35度の北東方向へ直線を描くと、その線上には南西諸島が並んでいるだけなく、その先には淡路島の中心地にある古代聖地の神籬石が、そして更に先の青森の沿岸には、後に北方の拠点となる港が造成された八戸が並びます。神籬石が存在する北緯34度26分の緯度線をアジア大陸の方に伸ばすと、その線上には古代、世界の中心となる「地中」として定められた陽城があることも注目に値します。また、伊平屋島のクマヤ洞窟そばのヤヘ―岩から北東方向に進むと、淡路島最高峰の諭鶴羽山頂に当たります。その直線上の途中、徳島沿岸にあたる箇所に小松島の日峰山が存在するのです。日峰山は、八重山諸島、石垣島にある御神崎ともレイライン上で結び付いています。数多く存在する日本列島のレイラインの中でも、最も古い歴史を持つ基点の一つである石垣島の御神崎を通るレイラインは4本存在し、それぞれが富士山や剣山、伊吹山など、古代から知られる霊峰の頂上を通り抜けています。中でも重要なのは、御神崎から北東方向へ41度18分の方角に真っすぐ進み、宮崎の都井岬から足摺岬を通り抜け、琵琶湖そばの霊峰、伊吹山の頂上に当たるレイラインです。何故なら、この線上に小松島の日峰山が存在するからです。つまり、石垣島の御神崎から九州と四国の岬を指標として、そこを一直線に通り過ぎるだけで、日峰山に当たることにを見つけに内地まで旅をしたかなります。しかも南西諸島を北もしれません。その途中で目に上した後、九州の熊本に到達し、した八ヶ岳の雄姿は、遠くから見その西方に見出した祖国のエルる日峰山の姿を彷彿させるものサレムと同緯度にあるヒラバイ山であり、その八ヶ岳と三重の霊峰、から見て、夏至の日の出の方角御在所岳を結ぶレイラインが小に向かって進んでも、59度24松島日峰山を通り抜けています。分の線上に日峰山が存在します。これらの日峰山を通り抜けるつまり日峰山は、沖縄本島に隣複数のレイラインを振り返ってみ接する伊平屋島のヤヘ―岩からると、それらの線上には著名なだけでなく、石垣島の御神崎や、霊峰が名を連ねていることがわ鹿児島の中甑島にあるヒラバイかります。そのリストの中に富士山からも、レイラインを用いてア山、石鎚山、剣山、伊吹山、御クセスできる場所にあるのです。在所岳、八ヶ岳という極めて重更に小松島の日峰山を通るレ要な古代の霊峰が6山も含まれイラインの中には、富士山の存ているのです。しかもそれらの在も浮かび上がってきます。日本霊峰同士を結ぶレイラインの交列島最高峰の富士山と四国の霊差点上に小松島の日峰山が存在峰として著名な剣山を結ぶと、するということは、古代から日峰その線は小松島日峰山と重なり山が大切な拠点として注目されます。日峰山は、富士山と剣山ただけでなく、地の力を共有すという2つの著名な霊峰の地のる場所として重大な意味を持って力を引き継ぐ場所に存在していいたことになります。そのようなたのです。そのレイラインを東方特殊な立地条件を兼ね備えていに伸ばした千葉の地では、後世たからこそ、日本列島の国生みにおいて香取神宮が建立されるを開始するにあたり、旅の原点ことになりました。また、西日本となる指標となるべく、オノゴロ最高峰、四国石鎚山と日峰山を島として小松島の日峰山が選別結ぶ線をそのまま東方に伸ばすされたと考えられます。と、古代聖地のひとつである伊今日、徳島県の小松島市、北雑宮に当たります。国生みの働方に見える小高い日峰山は、頂きの中でも、初期に見出された上の日峰神社に向かう道路はあ古い港のひとつが志摩にある伊るものの、周囲一帯は雑草に覆雑宮の場所です。古代の重要拠われ、何ら管理がされぬまま放点であり、伊勢神宮元伊勢の中置されています。古代のレイライでも最も由緒ある伊雑宮にも、ンを地図上で考察するだけで、日峰山が結び付いていることに日峰山がいかに大事な場所であ驚きを隠せません。るかは、手に取るようにわかる中部地方の霊峰として著名なだけに、異常事態としか言いよ八ヶ岳と御在所岳を結ぶ線も日うがありません。何とかして、小峰山を通っています。八ヶ岳の近松島の日峰山周辺を整備し、古郊には諏訪湖があり、周辺には代の最重要拠点として名高いオノ日本列島で最も古い歴史を持つゴロ島の比定地にふさしい美しと言われる縄文時代初期の集落い島として、国民のみなさんにそが形成された遺跡もあることかの存在価値を知らしめたいとら、古代の渡来者が本州の地を願ってやみません。(文・中島尚彦)訪れた際に、真っ先にその場所[historyjp.comに続く]カリフォルニアのおいしい水アクアヴィル2ケースセット!計48本(1ケース500 mlボトル24本入)1,8402ケース税・送料込円フィットネスハウスTEL 0476-89-3111http://www.fitnesshouse.co.jp洋食調理アシスタント募集[業務]館内レストランでの厨房業務全般[資格]洋食調理経験者[時間]土日を含む週5日9:00~22:00(実働8時間)[給与]時給1,100円?[待遇]駐車場あり、家族を当館へ無料優待[応募]下記へ電話連絡の上、履歴書を持参くださいお問〒286-0841千葉県成田市大竹1630合合せ0476-89-1777せ0476-89-1777e-mail:job@yamatonoyu.com(サウンドハウス採用係)正社員・パート募集充実の福利厚生!1フロント受付パ時給1,000円?温泉施設内の一般業務、フロント/SPAの受付、レストランでの配膳、清掃など。土日祝の勤務歓迎16:0 0~22:00(左記時間内1日3h~、週3日以上)2電気主任技術者正月給35?38万円要電験三種、建物設備の保守点検・工事など(緊急対応時、休日・深夜等の出勤あり)平日8:0 0~18:0 0土曜8:0 0~14:0 0[待遇]制服貸与、社会保険完備、家族を当館へ優待、駐車場、社宅あり[応募]履歴書(写貼、メールアドレス記載)を郵送又はメールにて送付。http://www.yamatonoyu.comお問〒286-0841千葉県成田市大竹1630e-mail:job@yamatonoyu.com(担当:サウンドハウス採用係)WEBサイト案内日本シティジャーナルをご覧いただきありがとうございます。本紙のバックナンバーはWEBサイトにてすべてご覧頂けます。連載中の歴史に関するコラムは最新情報に随時更新してスペシャルサイト「日本とユダヤのハーモニー」にまとめてあります。ご意見・ご要望等をお待ちしております、FAXやホームページからお寄せ下さい。日本シティジャーナル:http://www.nihoncity.com/日本とユダヤのハーモニー:http://www.historyjp.com/編集後記-4-2016年、あっという間に雨季に入ろうとしています。今年に入って既に2度、NCJの配布が遅延したことを心よりお詫びいたします。今月はオノゴロ島の比定地という、これまで誰もチャレンジすることのなかった難題に取り組んだため、丁寧に説明しようと思っているうちに、期限を大きく超えてしまいました。しかしながら、延期したかいがあったのでしょう。掲載した内容は必ずや注目を浴び、四国の小松島がオノゴロ島であったと誰もが思う日が来ると思っています。ぜひ、ご一読ください。NCJ編集長中島尚彦1957年東京生まれ。14歳で米国に単身テニス留学。ウォートンビジネススクール卒業後、ロスアンジェルスにて不動産デベロッパーとして起業、ビジネス最前線で活躍する。1990年に帰国後、成田にサウンドハウスを立ち上げる。現在ハウスホールディングス代表、日本シティジャーナル編集長を兼務。趣味はアイスホッケーと読書、ここ数年は「日本とユダヤのハーモニー」の執筆に勤しむ。