ブックタイトル日本シティジャーナル vol.176

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概要

日本シティジャーナル vol.176

vol. 176ようになりました。そしていつしか船が建造される際には、その船底に辰砂を原料とした顔料が多用されるようになったのです。それ故、古代の海洋豪族は、水銀の元となる辰砂を探し求めて、日本列島各地を探索し続けました。その結果、伊勢国の丹生(多気町)や、和歌山県を流れる吉野川の上流、紀伊山地周辺も、古くから辰砂の特産地として知られるようになりました。「丹生」には「辰砂が採れる場所」という意味があり、辰砂が採れる地域の多くは丹生と呼ばれるようになりました。中国の史書である魏志倭人伝にも、日本には丹の山が存在すると記載されており、多くの鉱脈があることが語り継がれています。中でも和歌山の丹生都比売神社は、辰砂の存在と古くから結び付いており、そこで祀られている女神は全国の辰砂を支配する一族が祀る神として崇められています。古代、これら辰砂が埋蔵されている場所を探し当てて、それら鉱山の周りに一族の拠点を設けて集落を築いたのが、海洋豪族として名高い船木氏です。造船技術に長けていた船木氏にとって、船底に塗る本朱の水銀塗料は、耐久性に優れた船を造るために必要不可欠な鉱物質だったのです。それ故、元伊勢の時代、船木氏は御巡幸の最終地点となる伊勢国に到達した際、その地域に辰砂が埋蔵されていることを見出しました。結果、その周辺一帯は朱が生産される村として、伊勢国丹生と呼ばれるようになりました。その後、船木氏は伊勢国から自らの拠点を西方へと移し、今日の和歌山、吉野川上流にある丹生都比売神社周辺の地域に改めて辰砂の鉱山を見出し、朱の生産にカリフォルニアのおいしい水アクアヴィル店頭価格送料込価格1本あたり(500mlPETボトル)大和の湯、サウンドハウス・ショールームにて(税抜)日本全国へお届けいたします(税抜)カリフォルニア州にて採水、逆浸透膜、オゾン殺菌処理により安心なお水ですご注文は、お電話またはWEBサイトへ!フィットネスハウス?0476-89-3111アクアヴィル24本48本19.3円463円1,713円http://www.fitnesshouse.co.jpお気軽にお問い合わせください専念したのです。その後、船木氏は播磨の北西部に一族の最終拠点となる集落を造成し、そこでも鉱山の発掘に尽力しました。春日大社が本朱にこだわり、長年に亘る式年造替において、本朱のみで本殿を塗り替えてきた理由は、春日神のルーツに海洋豪族が関わっていたからではないでしょうか。武甕槌命や経津主神らは、どちらも大陸から渡来してきた豪族の血筋であり、単に祭祀の血統に属していただけでなく、海洋豪族としても造船や航海術に携わっていたと考えられます。その象徴として、この2神が祀られた春日大社では、海洋豪族が統括する辰砂の鉱山であると誇示するため、本殿を本朱によって鮮やかに染めたと考えられます。大陸文化と深く繋がる春日大社奈良時代は710年、平城京の造営により始まりました。平城京は当時、世界中で最も大きな都市であった中国の長安を手本に設計されています。それ故、奈良には複数の五重塔や建造物が建てられたのです。同じ時代、御蓋山にて神が祀られた春日大社では、創建以来、鏡に代表される神宝や、刀剣、楽器、装束など、至極の工芸品が、藤原一門や天皇、皇族が参拝を重ねるたびに奉納されてきたのです。その結果、「平安の正倉院」とも呼ばれるほど、おびただしい数の工芸品が奉納されてきたのです。今日、国宝や国の重要文化財に指定されているものは1300点以上にもなります。注目は「蒔絵事」(まきえのこと)や「蒔絵弓」など、貴族文化を背景に創作された王朝美術工芸の傑作です。また、中には当小規模ライブにおすすめPAeZ簡易PAセット\35,800+税コンパクトに収納可能●収納時サイズ:W70×H60×D40cm●重量:2 8 k g時の藤原一族の栄華と国際的な文化交流を誇示するような大陸に由来するデザインを誇る工芸品も多く含まれています。例えば春日大社が建立された8世紀前後では、大陸より雅楽と称される歌舞や管弦が伝わりました。そして舞を行う際にかぶる舞楽面の中には、重要文化財に指定されている「納曽利」のように、大きな目や太く高い鼻など、大陸ならではの豊かな表情が特徴を持つ面が含まれていたのです。藤原氏が大陸の文化と密接に繋がっていた理由は、まず、藤原氏(中臣氏)の祖である武甕槌命、経津主神が大陸系より優れた文化を日本列島に持ち込んできた渡来者であり、海洋豪族として優れた航海術と造船技術を携えてきたことが考えられます。また、藤原氏は祭司活動にも活発に関与していたことに注視する必要があります。歴史的に見ても、藤原氏の家系は祭祀に纏わる責務を担うことが多いのは何故でしょうか。宗教儀式とは誰もが突然始めることができるものではなく、長い歴史の中で祭祀の役割を持つ家系というものが培われてくると考えられます。それ故、藤原氏とは大陸にルーツをもつ豪族というだけでなく、祭祀の役割を代々に亘り渡り担ってきた家系であると考えられるのです。その大陸文化と深く関わる藤原一族から輩出排出された藤原不比等が、春日大社の創始者となりました。不比等という名前の意味は不可解であり、なぜ、そのような漢字の並びをわざわざ選んだのか、誰もが首をかしげることでしょう。不比等という名は、実はヘブライ語で書かれ、イスラエルの祭祀を担うレビ族で国内最大規模楽器・音響・照明機器の通販サイトwww.soundhouse.co.jpサウンドハウスあることを暗黙のうちに証しています。不比等(ふひと)という名前をヘブライ語で綴り、それを逆読みすると、その名前には「神」の文字が含まれていることがわかります。(YHWH、ヤーウェー)を左から右に読むと(ヘブライ語は通常、右から左に読みます)(H W H Y、フヒ)となります。不比等がレビ族の出自であり、祭祀の家系であったことは、別章にて詳しく解説します。藤原氏の祖は、大陸より渡来してきたイスラエルからの移民として、優れた航海技術をもつユダヤ船団を動員して日本列島に渡り、そこで海上交通を取り仕切っただけでなく、イスラエルで祭祀を務めてきたレビ族の家系を汲む豪族である故に、祭祀の責務も担っていたのです。それ故、春日大社では海洋豪族が誇示してやまない水銀の象徴である本朱により式年造替の塗装と模様替えが行われる行らわれるようになりました。また、魔除けの意味においても、神社の鳥居や門扉がを鮮やかな朱色に塗る伝統も広まりました。した。これもイスラエルの過ぎ越しの祭に由来する儀式の延長線と考えられます。子羊を燔祭として捧げ、その血を「家の入り口の二本の柱と鴨居に塗る」(出エジプト記12章)ことにより、「神の裁きが過ぎていく」と、約束されたことが旧約聖書に記されています。本朱色は、本殿を鮮やかに彩るだけでなく、神の守護も意味していたのです。春日大社の見事なレイライン藤原不比等が奈良の地を歩き回り、ピンポイントに厳選した春日山のすそ野だけに、その場所は、多くの聖地を結ぶ線が見事に交イベント・カラオケを盛り上げる!パワードミキサースピーカーマイクケーブルスタンド出力150Wx2(4Ω)会合・プレゼンなどにもMoniOneアンプ内蔵スピーカー\15,800+税出力150W●サイズ:29×21. 5×17c mエコー搭載●重量:2.8kgママウインクトス可タ能ン!ドに〒286-0825千葉県成田市新泉14-3野毛平工業団地内(ショールームあり)?0476-89-1111FAX 0476-89-2222春日大社南門差する中心点となっています。特に注目したいことは、藤原不比等自身が海洋豪族の出自であり、春日大社もその祖を祀ることから、レイライン上に繋がる聖地の多くが、海の神に深く関与している神社であることです。それ故、武甕槌命が主人公となる国譲りの話に関わる出雲大社、諏訪大社、鹿島神宮は、これらを結ぶレイライン上に繋がっていることがわかります。また、海の神を祀る金刀比羅宮や、大陸から渡来した秦氏が創建した八幡神社に関わる宇佐神宮や宇佐八幡宮が名を連ねることにも注視する必要があります。最も注目すべきは、春日神社のレイラインの中には、日本列島の聖地を結ぶ多くのレイラインの中でも、最も重大な1本の線が含まれているということです。それが、西から宇佐神宮、金刀比羅宮奥社厳魂神社、伊弉諾神宮、春日大社、富士山、という5つの聖地を一直線で結ぶレイラインです。日本列島最高峰と、国家の創始者である伊耶那岐神を祀る伊弉諾神宮、海上交通の神と大神神社の祭神である大物主が祀られている金刀比羅宮、八幡大神が祀られている宇佐神宮が、ぴたりと一直線に並び、その線上に春日大社が建立されたのは決して偶然ではありません。それは、藤原不比等ら、卓越した天文学と地理学、航海技術を携えて活躍した古代の識者らが英知を結集した結果と言えます。(文・中島尚彦)自宅に最適カラオケセットKOK500デラックスセット\83,800+税カラオケアンプ(180W×2)、カラオケ用スピーカー、マイク×2、ケーブルのセット※別途、カセットデッキ等のプレーヤーが必要になります《営業時間》平日10:00~18:00土曜12:00~17:00オリジナルブランドだけでなく各種有名メーカー品も衝撃価格にて取り扱い中!まずは弊社WEBサイトへ!キーチェンジ、エコーなど多彩な機能を搭載1500円以上で送料無料代引手数料無料首都圏当日配送WEBサイト案内日本シティジャーナルをご覧いただきありがとうございます。本紙のバックナンバーはWEBサイトにてすべてご覧頂けます。連載中の歴史に関するコラムは最新情報に随時更新してスペシャルサイト「日本とユダヤのハーモニー」にまとめてあります。ご意見・ご要望等をお待ちしております、FAXやホームページからお寄せ下さい。日本シティジャーナル:http://www.nihoncity.com/日本とユダヤのハーモニー:http://www.historyjp.com/編集後記-3-20年に一度しか見ることのできない春日大社の本殿前特別参拝。その期間中の10月12日、春日大社に参拝したものの、うかつにも「お砂持ち行事」のスケジュールについて下調べが不十分で、夕方近くに奈良へ到着してから、ごく普通に境内を散歩してお参りするだけで終わってしまいました。一生の不覚!2週間後に気づいた時には時すでに遅し、行事は終了していました。これからまた20年、待ち続けなければならないかと思うと、ひたすら健康に気をつけ長生きしなくてはと、自分に言い聞かせる今日この頃です。NCJ編集長中島尚彦1957年東京生まれ。14歳で米国に単身テニス留学。ウォートンビジネススクール卒業後、ロスアンジェルスにて不動産デベロッパーとして起業、ビジネス最前線で活躍する。1990年に帰国後、成田にサウンドハウスを立ち上げる。現在ハウスホールディングス代表、日本シティジャーナル編集長を兼務。趣味はアイスホッケーと読書、ここ数年は「日本とユダヤのハーモニー」の執筆に勤しむ。