ブックタイトル日本シティジャーナル vol.180
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日本シティジャーナル vol.180
2017年(平成29年)9月9日発行第180刊毎月第3土曜日発行購読無料羽黒山参詣道入り口の随神門い修行を経て神霊が宿ると見做される自然界と一体となり、呪術や祈りの力を通して悟りを得ることを目指します。修験道とは密教的な世界観を極めていく日本古来の土着した宗教であり、東北地方では、出羽三山がその修行の地となったのです。その修験道の原点となる山が羽黒山です。標高は低いながらも、古代より羽黒山は出羽三山修験道の中心的な聖地として知られてきました。その創始は今から1,400年前、第32代崇峻天皇(5 8 7~9 2)の子である蜂子皇子に遡ります。当時、奈良を旅立たれた皇子は日本海沿岸へと旅し、そこから船に乗って海岸沿いを北上し、山形の羽黒山を見出したのです。その後、蜂子皇子はその小高い山に登頂し、そこで「イツハの里の神」とも呼ばれた伊氏波神(いではのかみ)を拝し、その山頂にて祠を作られ、出羽(いでは)神社の基となったと言われています。その後、蜂子皇子は月山、湯殿山にも登られ、合わせて三山が開かれました。これら三山が見出されるにあたり、蜂子皇子が歩まれた多大なる労苦を伴う修行の道は、夜明けの出羽三山神社鳥居いつしか「羽黒派古修験道」と呼ばれるようになり、羽黒山伏らが修練を積む古修験道の根本道場として、東北の地でも広められていくことになります。出羽三山の名声は次第に全国に知れ渡るようになり、真言宗の開祖である空海や、天台宗の最澄も出羽三山を訪れ、修業を積んだと言い伝えられています。鎌倉時代においては、出羽三山は「八宗兼学の山」とも称され、全国各地から修行僧が集いました。中世では、三山の中心に位置する湯殿山が奥の院として認知される時代もありました。湯殿山の山麓からは天然の温泉水が涌き出で、今日まで出羽三山における大自然の力の象徴ともなっています。こうして出羽三山に登拝することは、いつしか東の奥参りとも称されるようになり、西の伊勢参りと相対して…位置付けられたほど、人生において一度は経験したい大切な儀礼として考えられるようになったのです。田園風景の美に包まれ大人の贅沢を愉しむ出羽三山を登る絶好のチャンス到来!これまで日本列島の山々を登山する際、悪天候に見舞われ、濃霧に包まれて頂上からの景色を見ることもできず、登山が台無しになってしまうことも少なくありませんでした。仕事の合間を縫って登山をするため、休みは1日しかとれず、天候に応じて予定の変更や延長ができないのです。それ故、登山にあたっては、天気予報に特別の注意を払うようになりました。最近では天気図と睨めっこすることも多くなり、特に高気圧の中心が登山する地域や山上を通るピンスポットを狙うようにしています。すると雲ひとつない青空の下、山頂から遠く彼方まで景色を見渡せる可能性が見えてくるのです!一度は訪れてみたいと思っていた東北生粋の霊峰、出羽三山を参拝する待望のチャンスが2017年の6月に訪れました。インターネットで閲覧できる天気図の詳細予報によると、6月6日の午前、高気圧の中心が出羽三山の一帯を通り過ぎることがわかりました。つまり、6日の朝は、美しく広がる青空を出羽三山の山頂から眺めることができると予想できたのです。また、天気予報によると午前中にしか絶景のチャンスは訪れず、午後には再び雲で覆われてしまう可能性が高いのです。よって、登山をしながら雄大な景色を満喫するには、早朝からリミットは昼過ぎまでです。早速6日の早朝、出羽三山を登山すべく、旅立ちを決意しました。自ら出羽三山の標高差を、身をもって体験し、その真実を受け止めることができるチャンスに心が弾みます。あくまで東北への旅程も、仕事の合間に行くことから、1泊1日がルールです。登山する前日、仕事を終えてから夜、東京を出発し、翌日1日で出羽三山の登頂を完結し、当日中に東京まで戻ってこなければならないということです。登山の時間は日中ぎりぎりしかないため、スタートは日の出前、問答無用で早朝未明に決定です。ところが日の出時刻を調べてみると6月ということもあり、何と、朝の4時です。さすがに早い!だからこそ、出羽三山を1日で登頂し、その日のうちに飛行機で東京へ戻ってくるためには、3時45分の起床がマスト!と自分に言い聞かせたのです。そして前日の夜に東京を出発して出羽三山周辺に宿泊し、翌日1日がかりで出羽三山を参拝するという初体験にチャレンジすることにしました。山形と言えば、無論、山形空港を考えます。よって当初、山形空港へ飛び、東側から月山、湯殿山、羽黒山の順番で登山することを考えました。しかしながら飛行機の便も少なく、時間が合わないため、前夜のプランがまとまらずに困っている時、ふと、飛行機の路線図を見ていると、山形県にある日本海側の空港が目に留まりました。庄内空港から羽黒山まではたった20km、近くには安価な宿泊施設も多く、1日4便あるANAのフライトの最終便が夜8時20分なのです!「これだ!」と思い、急きょ、登山の順番を逆にすることを決め、最初に羽黒山、続いて湯殿山、月山を登頂することにしました。青空が冴えわたる早朝の三神合祭殿夜明けの羽黒山にチャレンジ!出羽三山の玄関となる羽黒山への大鳥居を抜けて、羽黒山参詣道の入り口にある随神門(ずいしんもん)前の鳥居に車で到着したのは予定より20分遅れの早朝4時20分。既に周辺の山々からは夜明けの兆しを感じます。鳥居横の石碑には、「出羽三山神社」と記されており、羽黒山が山岳信仰の中心となっていることがわかります。随神門を通り抜け、参詣道に沿って歩いて行くと、大自然の至る所に重要な魂の修行所があることに気が付きます。最初に目にするのが、修行者の行法を行った場所と考えられている天拝石です。その直後、13年という長い年月をかけて作られた全長およそ1.2kmにも及ぶ2,446段の石段が始まります。その両脇には樹齢300年から500年にもなる美しい杉並木があり、羽黒山頂上に至る総計1.7kmの参詣道には総計585本にこんなに美味しい寿司屋が成田にあった!極上の天然温泉田園風景の美に包まれ大人の贅沢を愉しむトリップアドバイザー全国TOP20ランクイン口コミで選ぶ“行ってよかった”日帰り温泉&スパ???12種類の内湯・露天風呂???????????????※小学生の入館料:300円(大人同伴の入館の場合)???????????????温泉と食事を楽しむ個室露天温泉の効能・効果(適応症)※年中無休(全館禁煙)未就学児の入館はご遠慮いただいております千葉県成田市大竹1630?? ?0476-28-81113F星の雫1,200円握り八貫/巻物1本/季節のサラダ/汁物■スパ&フィットネス1Fカイロプラクティック本場アメリカにて修行し、国内屈指の技術を誇る田中直文先生による施術《施術日》木・土・日・祝日《施術時間》11:00~21:00《施術料金》1,500円(10分)※ボディセラピーを、45分(4,500円)以上受けていただいた後に施術いたします。こんなに???????????????国産ワインフェアー全国各地から厳選した70種以上のワインを取り揃えました。ぜひご賞味くださいグラスワイン500円~開催中体のケアと癒しをプライベートな空間で体験できるリゾート風スパ。至高のひとときを約束いたします。《ご利用料金》?アロマテラピー.......(30分)4,500円~?リフレクソロジー....(15分)1,800円~?ボディーセラピー.....(30分)3,200円~?フェイシャルセラピー..(30分)4,000円~フィットネスプロのアスリートも愛用する最上級のマシンを完備《ご利用料金》?ジム1,000円?ジム+屋内プール2,000円-2-