ブックタイトル日本シティジャーナル vol.183
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日本シティジャーナル vol.183
vol. 183剣山と伊勢神宮を結ぶ仮想線空海の故郷善通寺市(香川)剣山金剛峰寺高野山ことに気が付いたのです。例えば剣山頂近くの鶴石、亀石と呼ばれる奇石です。これらは単なる動物の名称がつけられているように考えられがちですが、実はそうではありません。ヘブライ語で「ツー」は神、また、「カメ」「カメァ」は、お守りを意味します。よって、鶴亀とは、「神の守り」を指します。山頂の宝蔵石が鶴石と亀石によって守られているという図式が剣山には存在することは、様々な伝承のとおり、イスラエル民族が大陸を横断して日本に到来し、剣山周辺にも集落を形成した痕跡と考えられるのではないでしょうか。そしてイスラエル民族は神宝を大切にしたことから、日本へ渡来した際にも必ずや神宝を携えてきたに違いなく、四国にも神宝が持ち込まれた可能性があることを空海は伊勢神宮察知したのです。神宝といえば、天照大神が祀られている伊勢神宮が日本の神社の中でも重要な位置を占めています。その背景には神宝を携えて1世紀近くにわたり近畿地方を中心に遷座を繰り返した元伊勢のご巡幸があります。空海の時代から8世紀も遡る1世紀前後のことでした。元伊勢のご巡幸の究極の目的は、外敵から神宝を守ることでした。そのために、どこに神宝があるかわからなくなるように、壮大なドラマが仕組まれたと考えられます。そして不思議なことに、元伊勢として厳選された聖なる場所のすべてが、剣山と他の聖地を結ぶ一直線上に存在していたのです。それは、1世紀にわたる元伊勢ご巡幸の最終目的地が剣山であったことをほのめかしているようにも見えます。果たして元伊勢御巡幸の本質は、剣山に神宝を秘蔵するための隠蔽工作だったのでしょうか(元伊勢のレイライン参照)。もしそうだと仮定しても、御巡幸の結果、どのような神宝が剣山にもたらされたかは定かではありません。しかしながら空海は、地勢を見極める天才として名高い和気清麻呂からも聖地の見極め方や、それらが一直線上に並んで紐付けられることの重要性を伝授されていました。それ故、空海にとって、元伊勢の御巡幸が示唆した暗号とも思える剣山の位置付けは、神宝の行方を理解する上での決定的な史料に思えたことでしょう。実際、元伊勢御巡幸の直後、およそ1世紀を経て、邪馬台国が突如として台頭しました。卑弥呼と呼ばれる神がかった女王の背景には神宝の存在があったに違いなく、神秘的な霊峰、剣山に秘蔵された神宝を背景に、中国史書にまで記される巨大国家勢力へと様変わりするのです。邪馬台国の比定地に関しては様々な論争が繰り広げられていますが、元伊勢の御巡幸に続く船の移動経路と各地における拠点の発展と、それらの直線上のつながりを見ると、その行く先にも剣山が見えてきます(「邪馬台国の真実」参照)。ところが邪馬台国は短命に終わり、火で焼かれることにより、歴史からその姿を消すことになります。剣山の頂上周辺一帯には樹木がほとんどなく、草原の様相を呈していることは、その名残なのかもしれません。剣山の史実を確かめる使命感に燃えたのが空海でした。悲運の生涯を遂げた卑弥呼と、その背景に潜む神宝と剣山の関係を理解することは、空海自身にとっても最重要課題でした。そして長年にわたるリサーチの結果、剣山には少なくとも一時、イスラエルの神宝が秘蔵されていたことを確信したからこそ、剣山と伊勢神宮を結ぶ仮想の線上に、自らの生涯を全うする拠点を持つことを願い求めたのです。もし剣山に神宝が秘蔵されていたとするならば、邪馬台国が焼かれて壊滅する前に取り出され、別の場所に移設されたことでしょう。イスラエルの神宝は滅びることがないと考えられるからです。その行方を確認し、神宝を保全することが、いつしか空海のライフワークになったと想定されます。それ故、空海は全国をくまなく巡り回り、聖地同士の繋がりをレイラインと呼ばれる仮想の直線にて確認し、古代の英知に迫ったのです。そして国家の政情が不安定になる最中、朝廷の命を受けて、神宝を祀り、安全な場所に秘蔵する役目を仰せ付けられたのではないでしょうか。その過程において空海は、剣山を中心として巡り歩く四国88ヶ所霊場と呼ばれる遍路を定め、元伊勢の御巡幸と同じように、剣山の存在とその重要性がいつしかわかる時がくるようにしたのです。また、へブライ語の信仰告白を、同等の発音を持つ日本語の歌に置き換えて折句のような暗号文にし、さらにヘブライ語のアルファベットから仮名文字を創作したりしながら、独創性に富んだ巧みな手法をもって、イスラエルのルーツを日本の言語そのものにも組み込んでいったのです。こうして日本人は暗黙のうちに、誰でも日本語の歌を口ずさんでいるうちに、知らずとヘブライ語で神を崇めているようになりました。より多くの日本の民を神様に近づけるため、文字の創作と折句の歌、という奇想天外な発想に基づく究極の手段を空海は講じたのです。〔次号に続く〕(文・中島尚彦)WEBサイト案内日本シティジャーナルをご覧いただきありがとうございます。本紙のバックナンバーはWEBサイトにてすべてご覧頂けます。連載中の歴史に関するコラムは最新情報に随時更新してスペシャルサイト「日本とユダヤのハーモニー」にまとめてあります。ご意見・ご要望等をお待ちしております、FAXやホームページからお寄せ下さい。日本シティジャーナル:http://www.nihoncity.com/日本とユダヤのハーモニー:http://www.historyjp.com/編集後記2017年も色々なことがありましたが、何よりもAI時代の台頭が目を見張り、社会構造そのものが激変の一途をたどっています。運転手のいない車が町を走るようになり、家庭ではロボットが必要な情報を語り掛け、そのサービスレベルが急速に進化しているのです。人が手を掛けずにロボットが何でもしてくれる時代の到来です。でもそれは、気を付けないと人間の魂と肉体の劣化をもたらすものでもあります。この変化のスピードについていけない、と思っても無理はありません。私もそのひとりです。NCJ編集長中島尚彦1957年東京生まれ。14歳で米国に単身テニス留学。ウォートンビジネススクール卒業後、ロスアンジェルスにて不動産デベロッパーとして起業、ビジネス最前線で活躍する。1990年に帰国後、成田にサウンドハウスを立ち上げる。現在ハウスホールディングス代表、日本シティジャーナル編集長を兼務。趣味はアイスホッケーと読書、ここ数年は「日本とユダヤのハーモニー」の執筆に勤しむ。カリフォルニアのおいしい水アクアヴィルMerry ChristmasブラックブルーCLASSIC PROレッドアイボリーシルバープレゼントにも最適な高音質ヘッドホン厚みのある上質な低音と自然で艶やかな高音を再生、臨場感のある生き生きとしたサウンドです。CPH3000各3,980円+税店頭価格送料込価格1本あたり(500mlPETボトル)約23円カリフォルニア州にて採水、逆浸透膜、オゾン殺菌処理により安心なお水です求人情報大和の湯、サウンドハウス・ショールームにて(税抜)日本全国へお届けいたします(税抜)ご注文は、お電話またはWEBサイトへ!サウンドハウス?0476-89-1111http://www.soundhouse.co.jpアクアヴィル24本48本調理アシスタント調理補助、キッチン業務全般レストランホールスタッフ料理の配膳、ホール業務全般フロント受付スタッフ電話対応、受付業務全般556円1,852円お気軽にお問い合わせください個室露天、食事処やスパも備える人気の天然温泉時給1,100円~パ時間/9:0 0 ?2 2:0 0※シフト制・時間応談、経験者歓迎時給1,000円~パ時間/16:0 0 ?21:3 0※シフト制・時間応談パ時給1,000円~※シフト制・時間応談時間/16:0 0 ?2 2:0 0国内最大級の楽器・音響機器専門ネットショップご注文・お問い合わせは、お電話・W E Bサイトより受け付けております〒286-0825千葉県成田市新泉14-3TEL:0476-89-1111 FAX:0476-89-2222www.soundhouse.co.jpサウンドハウス-3-給与?上記参照※経験・スキルを考慮休日?シフト制待遇?社保完備、大駐車場あり、制服貸与、当館無料優待(家族含む)など応募?下記番号まで電話連絡の上、履歴書持参ください〒286-0841千葉県成田市大竹16300476-28-8111e-mail:info@yamatonoyu.com(担当:採用係)