ブックタイトル日本シティジャーナル vol.188
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日本シティジャーナル vol.188
2018年(平成30年)6月3日発行第188刊毎月第3土曜日発行購読無料日本シティジャーナルvol. 188Nihon City Journal発行:サウンドハウス〒286-0825千葉県成田市新泉14-3TEL 0476-89-2333 FAX 0476-89-2334[平日]10:00? 18:00[土曜]12:00? 17:00http://www.nihoncity.com成田市、佐倉市、印西市、富里市、香取市、山武市、八街市、匝瑳市、四街道市、東金市、銚子市、旭市、栄町、東庄町、神崎町、酒々井町、多古町、横芝光町、芝山町、九十九里町、稲敷市、龍ケ崎市、河内町発行部数:300,000部田中将大VS大谷翔平軍配は?ヤンキースタジアムで実現した名勝負に野球ファンが燃える!ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、国際的な野球選手として一躍有名になりました。アメリカ現地でも、伝説のプレーヤー、ベーブルースと同様に、ピッチャーとして活躍するだけでなNCJ109日本とユダヤのハーモニーから続くく、バッターとしてもホームランかに黒星がついてしまう可能性東アジア史を塗り替えたイスラエル民族大移動の潮流を打ちまくることができる二刀流として連日メディアに取り上げられています。もうベーブルースのような二刀流の再現はない、と思われてきただけに、大谷翔平の登場に野球ファンが熱い視線を注いでいます。大谷選手をNYで見るチャンスが到来これまで仕事で渡米した際、2回、著名日本人プレーヤーが出場する試合を観戦する機会に恵まれました。随分と昔になりますが、最初はロサンゼルスのドジャーススタジアムにて野茂英雄の雄姿を観戦。次はボストン・レッドソックスの試合にて、松阪大輔が好投する場面を観戦しています。そしてこの度、日本に戻る途中、5月27日の日曜日にニューヨークを経由することになり、その日は、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大とロサンゼルス・エンゼルスロサンゼルスの大谷翔平が一騎打ちするという夢の対決がついに実現することから、メディアでも大きくとりあげられ、野球ファンは目を離すことができない待望の日となりました。試合の2日前、残念なことにマー君の剛球VS大谷選手のドラマが実現!エンジェルスのヘッドコーチが、肩に休養を与える理由で、大谷選手をピッチャーのローテーションから外すことを決定しました。察するに田中選手と大谷選手2人が投げ合うと、どちらが高く、それは避けたいという何らかの力が働いたのではないかとも推測されています。いずれにしても、ピッチャーの田中選手との一騎打ちには日本中が、そして全米の野球ファンも注目するに違いありません。もういてもてたってもいられません。早速、チケットを取得して、現地時間5月27日、1時5分にヤンキースタジアムに行けるように段取りを組んでみました。まず、チケットの購入ですが、今やエンターテインメント系のチケットは野球のゲームも含め、すべてインターネットで購入するのがアメリカでは当たり前になっています。そこでネット通販大手のStubHub社から購入することを決めました。元のチケットではなくすべて再販するチケットですから、かなりの金額がプレミアムとしてのせられています。購入方法は簡単であり、画面上に色付けされているスタジアムの図面から、まず気に入ったセクションを選び、その中から自分が座りたい列を選びます。チケットの価格は列ごとに変わり、かなり細かく指定されていることから注意が必要です。チケットの価格は、安いものでも100ドル台からはじまり、中堅どころが2-300ドル、そして上を見ればきりがない、ということがわかりました。せっかくわざわざ初めてヤンキースタジアムを訪れるのですから、遠い外野の席では応援の声も届かないと思い、ちょっと奮発して中堅どころと思われた1枚$250ドルするFieldMVPの席を選びました。ちょっと高いな、とは思いましたが、めったに見ることのできない田中選手と大谷選手のバトルであり、これを見逃すわけにはいきません。ここは目をつぶってG E T !時差が伴うNYへの厳しい飛行機旅それでもニューヨークへの旅は簡単ではありません。日本からは成田、羽田からも直行便が出ていますが、それに乗ると正に昼と夜がひっくり返り、ニューヨーク到着後は、強烈な時差ボケにやられてしまいます。今回はまず、ロサンゼルスにて1日仕事を終えてからのニューヨーク行きとなりましたが、それでもき最終編ついスケジュールです。何故なら東海岸のニューヨークと西海岸のロサンゼルスでは3時間の時差があり、大陸を横断すると飛行機でも5時間半もかかることから早朝に飛んで夕方に着くか、夜中に飛んで朝着くしかないのです。試合は日曜の午後1時からですから、その試合をみるためには可能性はただ一つ。土曜-1-の夜の便にてニューヨークまで飛ぶことに決定です。こうしてPart.II飛行機の中で一夜を過ごすことになりました。今回選んだ航空会社は、つい最近、ヴァージン・アメリカを吸収したアラスカ航空です。出発は夜の11時15分。その直前まで会社関係の人たちと会合をし、夜、空港に到着しました。ここから旅のスキルが問われます。目的はいかにして飛行機の中で睡眠をとり、時差ボケを調整するかです。そこで夕食はロサンゼルス空港近くの日本食レストランにて、軽めのお寿司とラーメンを2-3口、そして生ビールを2杯、いただきました。あまりお酒を飲んでも睡眠に支障をきたすため、よくありません。かといって、あまり素面ではなかなか寝付くこともできないことから、適度な飲酒が自分にはベストです。そして空港でチェックインを済ませ、あっという間に搭乗開始の時刻です。夜間の飛行機に搭乗する前には、最後の大仕事があります。まず、空港のトイレに入り、寝やすいように楽なパジャマに着替えます。もちろん、見た目はパジャマとはわからないような、ありきたりの服に見えるものですが、じつはパジャマなのです。そして耳栓とアイマスク(目隠し)があることを確認し、ポケットにしまっていざ出陣です。飛行機の中に座ったあとは、ワインを一杯飲み、後は何とかうまく寝ることができれば幸せ!と願いつつ、アイマスクをかけ、耳栓をして外部の音を絶ちます。渡米してから2日目、時差ボケの真っただ中ですが、疲労も蓄積していたことから、「ぐた。。」と寝てしまいました。そしてふと気が付くと、何と、飛行機の中に大きい犬がいるなんて!横の席には大きなワンちゃんがいるではないですか。そうなんです。ここ最近、アメリカの飛行機にはマイペットの犬を一緒に搭乗させてO Kとなり、時折いるんです。大きい犬も。日本ではありえませんよね。飛行機の床に犬が寝っ転がっているなんて!そしてすぐに、後3 0分でジョン・F・ケネディー空港に到着します、というアナウンスが流れました。祝賀ムード一杯のヤンキースファン!空港について心配したことは、雨が強く降っていたことです。天気予報では、午前中は雨。そして午後からは小雨でした。雨の中で野球は見たくない、というのが本音です。野球が始まる時間までには、何とか天気にならないかと願いつつ、J F K空港からヤンキースタジアムまで、タクシーで向かいました。日曜ということで渋滞もなく、65ドルという料金ですぐにスタジアム横の売店街に到着です。まず最初にしなければならないことは、旅行の荷物を預ける場所を探すことです。試合前、ニューヨーカーはビールで乾杯!そこでネットで調べたスタジアムそばのStan's Sports Barに立ち寄ると、そこでは既に何人もの野球ファンが朝からビールを飲みながら、会話を楽しんでいました。アメリカのベースボールファンは、朝からビールで祝賀会!そんなイメージです。そして、そのバーのすぐ真横のお店が荷物をあずかるショップということで、安心できました。まだ試合まで2時間以上あったので、このスポーツバーで朝食です。といってもハンバーガーとホットドックしかなく、周りのお客さんと同様に、ハンバーガーを食べながら、ビールをいただくことにしました。試合の前にビールですか?と思われる方が多いと思いますが、百聞は一見にしかず。是非、このStan's Barを訪れてみてください。試合2時間前の11時すぎ、カウンター周りはほぼ人で埋め尽くされ、夜に大繁盛しているバーと全く同じ状況になります。そして流れているBGMは70年代のクラシック・ロック!みなさんがビールを飲みながら、大声で語り合い、そしてヤンキースの勝利を確信する!これがまさにニューヨーカーの生き方なのかもしれません。ヤンキースタジアム横で食べたハンバーガー