ブックタイトル日本シティジャーナル vol.189

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概要

日本シティジャーナル vol.189

2018年(平成30年)7月14日発行第189刊毎月第3土曜日発行購読無料一方通行が多いクスコ市内の石畳道路りに行くついでに観光をしようと目論んだあげく、スクーターに乗り、「寒い!」「雨が冷たい!」と震えながら雨が降る怖い道路を走らなければならなかった自分に、正直呆れ返ってしまいました。そして脱力感に悩まされながらも何とか空港に辿りついた時は、さすがにほっと一息。あとはAvianca航空のカウンターに行き、忘れ物の眼鏡がなかったかを聞くだけです。ところが、ここでも冷たい洗礼を受けることになりました。自分の前にはもうひとりの客が立っていて、カウンターのスタッフが対応しているようなのですが、その女性スタッフはこちらに見向きもせず、ひたすら画面を見ているだけなのです。何分たっても見向きもしないため、そっと「Excuse m e…」と声をかけるも、目もくれずに「W A I T!」と冷たい一言。ちょうど、飼い主が犬に言うように、怖い顔をして客の私に「待て!」と言うのです。これがクスコにて犬のようにあしらわれた恐怖体験の第5弾目です。もう20分以上待ち続けたでしょうか。これでは本当に日が暮れてしまいます。通りすがる同僚の女子職員も目もくれずに素通りです。これはどうしたことでしょう。ただ眼鏡を取りに来ただけなのに、空港におけるこの待遇は一体何でしょう?この国はどうなっているのかと、腹立たしく思えてくる気持ちを抑えきれません。そして遂に通りすがりの男性スタッフをつかまえ、「忘れ物をとりにきた。。。」と声をかけると、彼だけは振り向いてうなずいてくれ、すぐに事務所に入って「これでしょ!」と、眼鏡を持ってきてくれました。ゆっくり待つのがペルーの国民性なのでしょうか。表は夕暮れとなり、すでに6時を回っていたので、急いで帰途に就くことにしました。もう待ったなしです。6時までにスクーターを返却するはずが、その時刻を過ぎてもまだ空港にいるのです。帰りは行きの道をそのまま戻り、突っ走ることにしました。ところがその先に新たなる艱難が待っているとは思いもしませんでした。行きと同じ道を戻ればよい、というのがそもそも誤算だったのです。方向感覚には絶対の自信をもっている筆者ですが、標高3400mの高地ということもあり、酸欠で判断が鈍っていた影響もあったのでしょう。ここから最後の恐怖体験が幕を開けることになります。クスコの空港で散々待たされてしまう!スマホの地図上に既に登録してある店の場所に向かって進むのが基本なのですが、途中、渋滞にぶつかり、左折がしづらい(ペルーは右側通行)大通りであったため、幹線道路から一本はずれた別の道に入ったのです。すると途中から坂道や曲がりくねった道となり、いつの間にか迷路のようなクスコの迷宮にはまってしまい、自分がどこにいるかわからなくなってしまったのです。しかも何度も途中でスクーターを道路わきに停めてスマホを見るも、自分の居場所が確認できません。電波が悪いのか、それとも半分、高山病のような状態になり、意識が朦朧としてきたからでしょうか。時刻は既に7時を回っていました。どう考えても、スクーターを返却するお店までは残り2kmもないはずです。ところが迷路のような狭い道に阻まれて、どうしても店のある広場の横に辿り着かないのです。そして迷いながら同じ道を行ったり来たりしているうちに、坂道を上る急斜面で何とまた、スクーターが止まってしまいました。うんともすんとも言いません。バッテリーがあがったせいなのか、接触が悪いせいなのか。仕方なく、上り坂を思い切り押して歩くことにしたのですが、自分の限界を感じるほどスクーターは重たく感じ、空気の薄さから息が苦しく、頭がくらくらとして、呼吸困難に陥りそうになりました。クスコの恐怖体験、第6弾目です。このまま吐き気をもよおすと体の動きが止まり、倒れてしまうかも、と悪夢が脳裏をかすめます。大渋滞の坂道を雨の中、一人の日本人がとぼとぼとスクーターを押している姿は、なかなかクスコでは見られないでしょう。きっとペルーの方々も不思議な思いで車の中から私の姿を見ていたのではないでしょうか。そしてしばらく押し続けていると、突然、ランプがついてエンジンがかかりました。「頼む、もう、止まらないでくれ!」と祈りつつ、再び走り始めました。もう道には迷わない、と再度、スマホの地図を眺めながら行先を確認するも、もはや自信はありません。というのも、地図上ではだいたい合っているはずなのに、何故かしら出発した時点で見た光景とは街並みが少し違うように見えるだけでなく、目的地の真横にあったはずの大きな広場らしき場所がないのです。しかもUターンを繰り返して行き来しているうちに、いつの間にかグラフィティーの落書きだらけの建物が並ぶ雰囲気の悪いエリアに迷いこんでしまったのです。そこでは路上で若い人達がたむろしていて、まるでギャングのように遊んでいるようでした。もしそこでスクーターが止まったら万事休す。その抜け道がないような住宅街をぐるぐる周ること10分。。。このままでは不審者として銃で撃たれるかも!と恐怖におののき、冷や汗をかきながらやっとの思いで表通りを見つけ、怖そうなエリアから脱出することができました。これが恐怖体験の第7弾目です。そしてメインストリートに戻るも、もはやどちらに行ってよいかわからず、クスコの大渋滞の街道を再び行ったり来たりしました。当日は花火大会があったのか、近くで花火が打ち上げられています。その関係で途中から車が全く動かない大渋滞となり、遂にバイクに乗りながらも見動きがとれなくなりました。小雨が降る中、気温はどんどん下がり、手がかじかみ、寒くてどうしようもありません!花火大会の渋滞にはまり、雨の中をスクーターで身動きができなくなる、というのがクスコの恐怖体験、第8弾目です。自分の居場所もわからず、雨にさらされながら、ぼろぼろのス口コミで選ぶ“行ってよかった”日帰り温泉&スパトリップアドバイザー全国TOP20ランクイン天然温泉で愉しむ寿司と本格会席■スパ&ジム大人気体のケアと癒しをプライベートな個室で体験できるリゾート風スパ。?リフレクソロジー......(15分)1,800円~?ボディーセラピー......(30分)3,200円~?フェイシャルセラピー..(30分)4,000円~?アロマテラピー.........(30分)4,500円~フィットネスジム+プール腰痛、神経痛、筋肉痛、関節痛、アトピー、五十肩、うちみ、運動麻痺、関節のこわばり、肌あれ、くじき、痔症、冷え性、慢性消化器病、後回復期、切り傷、疲労回復、健康増進、やけど、風邪の予防などLife Fitness製マシン12台、9mのプール。運動を通じて心身ともにリフレッシュ?ジム..... 1,000円?ジム+屋内プール........... 2,000円入館[平日]800円料[土日祝]1,000円※小学生: 300円(大人同伴の場合)千葉県成田市大竹1630TE L0476-28-8111-2-※年中無休(全館禁煙)営業時間10 : 00 -22: 00未就学児の入館はご遠慮ください?安食18成田安食バイパス上福田交差点★坂田ヶ池?我孫子方面案内看板●?安食松崎街道〔夏を彩る季節限定の味覚〕涼宴............................1,380円四季彩御膳.......1,380円●サンクス下総松崎JR成田線40818●イオン成田土屋交差点成田空港?成田市街?成田方面?