ブックタイトル日本シティジャーナル vol.202

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日本シティジャーナル vol.202

2019年(令和元年)11月16日発行第202刊毎月第3土曜日発行購読無料日本シティジャーナルvol. 202Nihon City Journal発行:サウンドハウス〒286-0825千葉県成田市新泉14-3TEL 0476-89-2333 FAX 0476-89-2334[平日]10:00~18:00[土曜]12:00~17:00http://www.nihoncity.com成田市、佐倉市、印西市、富里市、香取市、山武市、八街市、匝瑳市、四街道市、東金市、銚子市、旭市、栄町、東庄町、神崎町、酒々井町、多古町、横芝光町、芝山町、九十九里町、稲敷市、龍ケ崎市、河内町発行部数:300,000部成田POPラン表彰台への道のり無理をしない適度なランニングこそ健康寿命を延ばす秘訣この記事を筆者が執筆している今、まだ、2019年成田POPランは開催されていません。し神力が最後の勝利の決め手にな四国剣山に纏わる宝伝承を再検証!かしながらもしNCJに掲載されているとするならば、筆者の想定どおり遂に、成田POPランで1位賞を獲得したというこう運動を自然に繰り返します。モNCJ109日本とユダヤのルモットなどの小動物では、ひたハーモニーから続くすら走りまくって体調を常にベス東とです。そのアジア前提史で執筆を塗始めり替付きものです。そのうち、えたイスラエル体のあ民族び、1大歳前移後から動立のち上潮がり、そ流ることに、いささかの躊躇もありませんでした。というのも、今年こそは怪我さえしなければ、ほぼ確実に優勝できるという自信がみなぎっているからです。そもそもなぜ、成田POPランをかれこれ10数年も毎年走り続けているのでしょうか。ことの発端は2003年、筆者が45歳の時です。知人の薦めに後押しされて、走るのが大嫌いだった自分が、何と、ホノルルマラソンに挑戦することになったのです。そして4か月後の初マラソンでは、想像を絶する厳しい洗礼を浴びることとなり、「もう走るのはやめる!」と自分に言い聞かせながらも、何故かしらふと気が付くと、再びマラソンにチャレンジしている自分がいました。それから7年間、フルマラソンの大会を国内だけでなく、世界各地で20回走り、幾度となく3時間とび台の好記録を達成するも、結局はサブスリーを達成することができませんでした。しかも10年程前の成田POPランのハーフでは、自らのフルマラソンが絶頂期でもあったことから、必ずや優勝と思っていたところ、なんと1位に7秒差で負けてしまい、2位に甘んじてしまったのです。その悔しさといったら、今でも忘れられません。もう少し、気合いをいれてラストスパートをかけていたら、絶対に追い抜くことができた相手だったのですが、その「強い気持ち」が足りなかったのです。ランニングの競技では、秋晴れの中、成田POPランがスタート!その「強い気持ち」、「絶対に負けない」、「必ず勝つ!」という精り、より気持ちを強く持つランナーが、最終的に表彰台のトップに輝きます。ところがマラソンには無理がちこちに支障をきたし始め、特にふくらはぎとハムストリングスの怪我は、どうしても痛みがとれなくなってきたことから、フルマラソンから撤退することを決めました。十分にマラソンの世界を満喫しただけあって、悔いはない、と言いたいところですが、つまるところサブスリーを達成することができなかっただけでなく、成田POPランでも優勝できなかったことが心残りとなりました。そもそも人間はなぜ走るのか?筆者の周りには何故かしら、運動嫌いが多いのですが、理解に苦しみます。人間は、そもそも日々運動して、走るように体が造られています。蟻が、のんびりとひなたぼっこばかりしているでしょうか。鳥が孵化して成長しても、巣の中にずっと引きこもっているでしょうか。蝉が飛ばないまま、ずーっと「ミーンミーン」と鳴き続けて木にへばりついているでしょうか。モグラが土の中でずっと隠れていることなど考えられるでしょうか。ミツバチがずっと巣の中に隠れているでしょうか。動物とて、教えられなくてもその天性、動物の習性として、生まれた時から動いて運動することを自然に体得していきます。キリンのような足の長い動物でも、生まれたての赤ちゃんでさえ、出産直後から自分で立ち上がろうとします。生まれたての子犬でも目が開いた頃から走り回ることを覚え、寝ては起きて、また走るといトコンディションにしようという習性があります。人間も同様に、本来は赤ちゃんの頃から自然と動くことを学して歩き始め、そのうち、走ることを学び、体の筋肉を強化していくことを自然と体得します。その自然の流れを妨げてしまうのが、もしかして近代社会の機械文明なのかもしれません。移動手段もより高度な自動化が進む最中、いつしか人間は自分が歩かなくても、走らなくても、移動することが可能になり、何ら労することなく思いのままの結果を出すことができるようになりました。その結果が運動不足です。近代社会の高度文明という御墨つきの社会に生まれ育つ私たちは、いつしか、運動することの大切さよりも、楽に、かつ思い通りの結果をだすことを、より重要視するようになったのではないでしょうか。だからこそ、「運動しましょう!」「毎日歩きましょう」、「ダイエット最終編しましょう!」「週3回は筋トレしましょう!」というような号令がメディアでも飛び交い、その大切さを再認識した人々が増加しているのではないでしょうか。自分の体調管理の重要性に目覚め、運動をしながら本来あるべき姿、すなわちベストコンディションに近づけることにより、健康寿命がさらに伸び、より充実した人生設計を営むことができるようになるはずです。走るのが大嫌いだった筆者は、テニスの選手として活躍した10代の時でもランニングは嫌っていました。走るならば、テニスコートの上だけで十分!そんな思いから、自分のトレーニングの中にはランニングというものの位置付けが、極めて低かったことを覚えています。それから20数年間、殆どランニングなどしたこともないまま、週2~3回、ウェイトトレーニングをするだけの生活が続きました。正直、毎日走ることには今でも抵抗を覚えます。なぜなら、走り始めがきついからです。足が動きません。体も硬いです。そして何とも言えない不快感が足から脳に伝わり、「なんでこんなことしているの?」と自問自答してしまうほどです。それでも青天Part.IIの霹靂のごとく、ホノルルマラソンの洗礼を受け、苦しみ抜いたその大会の数か月後から、走ることの快感が少しずつわかるようになってきたことが幸いでした。人体に害を及ぼす過激なマラソン?走ることは、健康によいことに違いありません。誰でも、日々ランニングして、健康管理に気を付けるならば、健康寿命もさらに長くなり、より充実した人生を送ることができるようになります。しかしながら、マラソンは体に毒、ということを時折聞くことがあります。確かにマラソンランナーで長生きした選手は、あまりいないようです。その原因は、体に無理をすることを強要するからに他なりません。長距離マラソンともなれば、持久力が問われ、ひたすら我慢比べになります。体は疲労を極め、脱水症状のため血管内はどろどろ。筋肉は疲労のあまり悲鳴をあげて肉離れ寸前となり、栄養失調のため諸々の内臓器官も崩壊寸前となります。その危機的な状況を察知し、ランナーにたいして「もうやめなさい!」「止まりなさい!」という脳からの信号を無視してランナーは走り続けることから、体のあちこちに鋭く、時には鈍痛ともなる痛みを与え、「もうやめなさい!」と言わんばかりです。その痛みを味わうランナーはどうすればよいのでしょうか。マラソンに勝つことは苦しみに打ち勝つことを意味します。よって、競技生活を送るランナー達は、そのような脳信号を無視する術を学んでいくのです。痛い!と言われれば、「こんなの痛くない!」と言い返し、止まれ!と言われれば、「まだまだ!」と自分に言い聞かせ、苦しすぎる!という思いが生じれば、「周りも苦しいんだ!」「こんなのなんのその」という思いで走り抜くのです。それは当然ながら体に無理をすることを意味し、体の細胞を著しく痛めつけるだけでなく、精神構造までも歪めてしまうことになりかねません。そのような無理な運動が長期間続くと、体に良いわけがありません。長寿の敵は、体に無理をすることです。その極めがマラソンと言えます。よって細胞は修復不可能なレベルまで傷つき、筋肉は硬化し続けて凝り固まり、体のあちこちに痛みを覚えても、それを当たり前のこととして受け止めることに慣れてしまうことから、いつの間にか体の細胞が必要以上に酸化し、老朽化が加速して短命に終わりがちになってしまうのでしょう。そこで今いちど、健康管理のために汗を流して走ることと、競技マラソンは異なることを再確認しましょう。健康にプラスに働く走りとは、決して無理をして走ることではなく、ひとりひとりの力に応じて、心地よく汗をかき、楽しく走れる範疇にあるのです。無理して走るということは、たとえそれが1 0 km走であっても、ハーフマラソンであっても、体に悪いことに変わりはありません。ましてや競技会において、体が疲労しきっている最悪時、全速力で脈拍200に向ってまで最後の400mを全速力で走ることなど、もっての他です。心臓にも負担がかかり、心肺停止になりかねません。実際、多くのランナーが競技会にて毎年、命を失っています。だからこそ、無理をせず、楽しく走ることが大事なのです。そしてそれを継続することが大事なのです。つまり週、4~5回は5km、10kmと楽しく走ることができれば、健康寿命は増し加えられることでしょう。そうは言っても人間は弱いものです。日々、運動することが大事だといっても、わかっていても、いつの間にか運動しなくなってしまうのが現代社会の人々の姿ではないでしょうか。日々、あまりに忙しく、時間が足りない人もあれば、体を動かすのがおっくうという苦手意識が先行してしまい、ついつい運動しないまま、年月を過ごしてしまうのです。だからこそ、継続して運動をするには何らかの目標が必要なのです。友達と一緒に走る約束をして、時間を決めて走るとか、年に1~2回は中距離のマラソン大会に参加することを決めて、それに向けて日々トレーニングする、というような姿勢が重要です。そして走ることが健康によい、ということがメディアでも脚光を浴びるようになってからは、日本全国でマラソン大会が催されるようになり、参加者は毎年、うなぎのぼりです。筆者も例にもれず、何度かの大会に参加し、そのためにトレーニングをしなければいけないな!という思いにならないと、いつの間にか運動不足になり、体重も-1-