ブックタイトル日本シティジャーナル vol.206
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日本シティジャーナル vol.206
2020年(令和2年)10月31日発行第206刊毎月第3土曜日発行購読無料いくつかの可能性が考えられます。まず、中国では感染者数が正確に公表されないこともあることから、「感染者数ゼロ」という名目の元、特に若者に対しては感染しても無症状が多いという経験則に基づき、実際に感染しても国民の「集団免疫」対策の一貫として、事実関係を黙認しているとは考えられないでしょうか。しかしながらもし、本当に感染対策が不十分な現状でも感染者がゼロということが事実ならば、中国が、日本を含む諸外国が知りえない、新型コロナウィルスに対する何らかの事実を把握していると想定するべきではないでしょうか。例えば、新型コロナウィルスはそもそも、中国人のDNAに対して悪影響を与えにくいことがわかっていたと想定してみましょう。武漢にはウィルス研究所があり、そこで新型コロナウィルスが作られたかどうかは定かではありません。しかしこれまでのデータをみると、新型コロナは中国人のDNAに対してはほぼ無力であっても、中国が敵視する国家の人々、つまり欧米諸国を中心とする白人に対しては、脅威の存在となっています。すると、自国民だけは加護できる殺傷能力が高いウィルス開発が進められていたとは推測できないでしょうか。さらには、中国政府は新型コロナウィルスの実態を把握しており、その賞味期限、すなわちウィルスの効能がすたれていくことを、事前に知っていた可能性も否定できません。実際には日本でも、新型コロナの致死率と重症化は、一時期に比べてかなり衰えているように見えますし、ここ最近の無症状の感染者が圧倒的に多い流れを見ると、それは単に20代や30代の感染が増えたことや医療の改善や対策が講じられたということだけに起因するものではなく、新型コロナウィルスが事実、弱体化していると考えたほうが良いのではないでしょうか。いずれにしても、中国では感染や重症化するリスクが極めて低いことから新型コロナに対する勝利宣言ができても、欧米諸国やインドでは、感染者が増加し、重症化を免れることができないでいる現状を疑問視するべきです。2.「Withコロナ」の時代、いつまでマスクつけるのか?「W i t hコロナ」時代とも言われるとおり、新型コロナウィルスは消滅することはありません。すると、感染することを恐れ続けるマスク仕込みの「仮面社会」は永遠に続くことにならないでしょうか。確かにマスクをいつもつけて、ソーシャル・ディスタンスという名目の元、他人との距離を保ち、人と接することを避け続ければ、感染症対策としては万全でそう。実際、例年に蔓延するインフルエンザも、今年はもしかしたら発症率が1000分の1になるかもしれないと言われています。全員がマスクを常時着用し、人を避けて巣籠もりすれば、確かに感染症にかかる確率はほぼなくなります。しかしながら、みんなが人との接触を恐れ、孤立することにより安心感を覚えるような社会に、果たして日本の未来があるのでしょうか。3.SOCIAL DISTANCEをどこまで強要するか?新型コロナに感染しないためには、ソーシャル・ディスタンス、つまり人との距離を置くことが重要です。しかし、その必要性を強調しすぎるあまり、個人主義や潔癖症、ひきこもり化が一気に台頭し、それが社会のノルマ、常識となりつつあり、人間社会そのものにヒビが入ってしまうようで危険です。果たして病気に感染することを避けるため、みんなが家にこもり、人と接することを避け続けるという個人主義的な風潮の広まりを、どこまで許容するべきなのでしょうか。そもそも古き良き日本社会の誇るべき特色とは、近隣社会との温かい人間関係と祭り文化に代表される地域住民同士の密接な関係ではなかったのでしょうか。その大切さを見失っているような気がしてなりません。4.インフルエンザの方がよっぽど怖い?やはりインフルエンザの方が新型コロナよりも怖い病気ではないでしょうか。20世紀初めに世界で流行したスペイン風邪、今日インフルエンザと呼ばれる感染症では、当時、世界人口の20人に1人が亡くなったと推測されています。その後もインフルエンザは進化をし続け、2017年から2018年にかけて日本国内では、医療機関からの報告だけでも198万人が感染し、3 3 25人が亡くなっています。それに比べて、新型コロナの感染者数は未だに10万人を超えておらず、死者数も2000人に達していません。2020年10月時点では、新型コロナの感染者が重症患者となり、死に至るケースは単純計算で、インフルエンザの10倍となっていますが、絶対数そのものが低く、新型コロナが蔓延し始めてからまだ1年も経っていないことから、現時点で比較できるような死亡率を算定することは難しいようです。いずれにしても高齢者を除くと死亡率はかなり低い数値となり、感染者と死者の総数からしても、インフルエンザの脅威のほうが、よりインパクトが大きく感じられます。5.感染者数のカウント自体、あてにならない?世界各国における新型コロナの感染者数に関しては、一応に米国ジョンズ・ホプキンズ大が発表する数値を用いています。しかしながら、その数値には議論の余地が多分にあるようです。例えばアフリカ諸国や南アメリカ、アジア諸国で感染者数が相当数に増加しているという報道事例ですが、それがどういう基準で新型コロナと判別されたかが明確になっていません。日本でもPCR検査の普及がままならず、1日数千件の検査数でも苦慮しているのに、諸外国では1日数万件にも上るPCR検査を本当に実行できる医療インフラが存在するのでしょうか。アメリカが発表する新型コロナの感染者数も、数字自体が増長されて報告され、実際の数値よりもかなり多めになっている可能性が専門家によって指摘されています。別途レポートされている通り、新型コロナの患者を受け入れることによる行政からの補助金が多額に設定されたため、医療機関はPCR検査をバイパスして、症状がコロナに類似している場合は、とにかく新型コロナと断定してしまうケースが多発しているとのことです。多くの医師が各種メディアを通じて指摘していることから、真相の究明が必要です。むしろ日本はその逆で、政策的に感染者数を意図的に抑えこんできた可能性があります。これまで公表された日本の感染者数が少なかった理由は、当初から東京オリンピック開催という大義名分もある手前、感染者数が増えて医療崩壊の危機に直面することを何としてでも避ける必要があったからでしょう。そのため、感染者の治療そのものよりも、まず医療崩壊を起こさないことに焦点があてられたのです。具体的にはPCR検査の数を保健所経由に限定し、症状が出ている場合でも一旦は自宅待機をしてもらい、保健所の指示を待たせるというやり方です。すると大半の方は検査ができないうちに自然治癒してしまうため、感染者としてカウントされません。つまり行政も個人も、どちらも感染者数を増やしたくないため、PCR検査をうまくのがれることができるような構造が出来上がっているのです。現状、日本の文化では新型コロナに感染することは悪であり、社会から疎外されることを意味することから、感染の可能性が考えられても、多くの方々はPCR検査を受けることなく意図的に見過ごし、自然に治癒す-2-ることを願うのではないでしょ新型コロナについてわからないうか。これが事実とするならば、ことはまだあるものの、実際は日本の感染者数、及び新型コロそれほど怖い病気ではなさそうナの抗体を持っている人は、かだ、ということが理解され始めなりの数に上るはずです。そのたのです。ところがメディアはひ抗体検査さえも、敬遠されてしたすら、当初からの報道と同じまっているのです。つまり新型コように細かい感染者数と共に、ロナに感染したという事実を残新型コロナはとにかく怖い、としたくないため、多くの人が検査思わせるような情報ばかりを流を避けているのが実情です。こして、世間をあおっているようにの風評被害がなくならない限り、みえます。やっと最近になって、統計上の数字はあまりあてにでそれらのメディア対応を危惧するきないと言えそうです。コメントが、専門家より発表され6.いずれ国民の大半がコロナるようになりました。に感染する?新型コロナを恐れる本当の理人類の歴史に猛威をふるって由は、未だに得体の知れない部きたインフルエンザもこれまで分があり、きちんとしたリサー年代を経てウィルスが進化して形チの結果がでるまで、慎重に対態を変え、多くの人が感染して応する必要があるということできました。2016に行われたウェす。それは時間のかかることかザーニュースによる統計調査でら、わかってきたことは段階的は、これまで1度はインフルエに、きちんと公表して説明するンザにかかったことがある人は、ことが大事です。そして悪い情人口全体の7割を超えていると報ばかりをあおるのではなく、いう結果がでました。また、医良い情報もリリースすることが大療の専門家によると、今後、新切なのです。種のインフルエンザが流行する例えば政府から信任を得て、と、全人口のおよそ25%、つま専門家のトップとしてこれまでコり4人に1人は感染すると推定ロナ対策を指導してきた尾身茂されています。氏は、「新型コロナとの半年間「W i t hコロナ」とメディアでの闘いで、敵の実態も見えてきも報道されているように、新型た。2~3月はウィルスがどこコロナウィルスは消滅するわけまで危険なのか未知だったため、ではなく、これからもずっと人ある程度強力な感染抑止策を取類と共存することを前提に考えらざるを得なかった。症例が増ると、コロナに感染する人たちえるにつれ、高齢者や基礎疾患も、近い将来、国民の2~3割を持つ人は重症化しやすく、健近くを占めるようになると考えら康な人の多くは回復することがれます。また、新型コロナウィ分かってきた。」とコメントしてルスが進化して変貌を遂げていいます。そして実際、新型コロくと仮定するならば、長い年月ナによる致死率も4月に比べるをかけて国民の大半が一度は新と、「1 0分の1程度に下がった」種のコロナウィルスに感染するとことがデータしても残されていいう事態になるかもしれません。ます。よって、本来は健常者にそれが「Withコロナ」が示唆すはあまり被害が及ばないことを、る感染症の行く末です。もっと強調してもいいはずです。とするならば、何故、感染す現状を見る限り、新型コロナることが悪のように思われてしはこれまで人類を脅かしてきたまうのでしょうか。実際は逆で感染症と比較しても、その深刻あり、ほとんどの方が軽い風邪さの度合いは明らかに軽くみえの症状、もしくは無症状で済むます。例えば中世のヨーロッパということを前提に考えると、早で広まった「黒死病」とも呼ばく感染して抗体をもつことによれるペストの流行では、ヨーロッり、安心して元の生活に戻れるパの人口のうち、およそ3割がようになるとは、考えられない亡くなったとされています。天でしょうか。「W i t hコロナ」の然痘ウィルスにおいては、20世時代、安心して日々を過ごすに紀だけで少なくとも3億人からは、新型コロナに自然感染して5億人もの人命が奪われました。しまうか、ワクチンを接種するし今日では医学が発達しているこか手がないのが実情です。そのとも寄与し、新型コロナ感染症現実が果たして、国民に伝わってのリスクは、これら世紀の大流いるのでしょうか。行となった感染症と比較しても、7.メディアがあおっていないかかなり低く抑えられています。つい先日、アメリカのトランプここまで国家の一大事となっ大統領は記者会見にて大声で自た新型コロナであるだけに、今論をぶちまけました。「コロナ、さらながら、「コロナはそこまでコロナ、コロナ、その報道にも怖くなかった!」と大声で言えなう、うんざりだ!」言い方は良くい気持ちはわかります。しかしなかったかもしれませんが、大ながら専門家は報道するメディア統領の発言には一理ありそうでと共に、報道の視点と社会的影す。日本では最近になってやっと、響力を見据えたうえで、必要以医療崩壊の危機もほぼなくなり、上に社会を怖がらせることのな