ブックタイトル日本シティジャーナル vol.208
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日本シティジャーナル vol.208
2021年(令和3年)1月18日発行第208刊毎月第3土曜日発行購読無料機に今いちど、バランスとれた医療体制とはいかなるものかを見直し、その感染度、危険度を踏まえたうえで、感染症指定医療機関の指定基準を再検討する必要があります。W IT Hコロナ時代のメリットこんな言い方をすると医療従事者からは横目で見られ、世間からたたかれそうですね。しかしながら、私たちは現実をしかと見極めて、物事の良し悪しを判断しなければなりません。実は、新型コロナウィルスの蔓延社会を体験することにより、いろいろなメリットがあることもわかってきたのです。最も大事な点は、とにもかくにも日本国民の死者数が急減したことが挙げられます。厚生労働省の統計をみると、日本国内で死亡した人の数は、2019年1月から10月までの期間は114万7219人であったの対し、2020年は113万2904人と、1万4千人以上も減少したのです。1.2%にも及ぶ減少率が想定外であり、世間に誤解されるとでも考えられたのでしょうか、厚生労働省は例年12月に発表する年間推計数の発表を見送り、その理由を「例年とは動向が異なる」ためと公表しました。コロナ禍において、死者数が大幅に減っていることが大きくメディアで取り上げられると、新型コロナ対策が後手に回ることを恐れた結果ではないでしょうか。それはそうとして、新型コロナ対策による衛生管理の強化は、様々な感染症をも抑制するという意味において、社会全体に目を見張る良い結果を与えました。特筆すべきは、例年5万人以上の死者をだしている肺炎とインフルエンザを中心とした、呼吸器系の疾患を原因とする病気による死者数です。1月から日本の人口は2008年をピークに、その後、急速に減少しはじめています。昨今の急速な人口の減少トレンドがいきつく結末は、500年後、日本の人口がゼロになるという予測もメディアでとりあげられるようになりました。それは日本の人口が急速にゼロ、すなわち世界から日本人がいなくなり国家の消滅を意味することから、政治家をはじめ、多くの専門家は警鐘をならしはじめています。それは、じきに日本列島がまるごと外国人によって乗っ取られてしまうことをも意味します。これは決して極論ではなく、出生率と死亡率に準じた人7月までの累計だけをとってみても、2019年は6万人を超えていた死者数が、1万1千人以上も急減したのです!特にインフルエンザによる死者数の激減は顕著であり、死者数が7割も減りました。最終的2020年、呼吸器系の疾患による死者数は1万7千人前後まで減少すると想定されます。国民みんながマスクをすることにより、予防対策がしっかりと行われたことが功を奏し、呼吸器系の疾患が著しく緩和され、死者数を大幅に減らすことができたのです。いつもマスクを着用していれば、インフルエンザにかかる確率も極めて低くなり、その他、様々な感染症による病気を防ぐことができます。病気にかからないために本気で取り組もうと思うならば、コロナ禍の教訓から、まず、日頃マスクを着用することがいかに重要であるかを、誰もが身をもって体験することができました。コロナ禍による恩恵は、マスク着用による予防効果だけではありません。もう一つのプラス効果が、「ステイホーム」、すなわち自粛要請に応じた自宅待機です。普段は表を出歩いている人達が巣ごもりをして家にいることは、外部社会との接触がなくなることをも意味します。すると、交通事故に代表される不慮の事故も防ぐことができます。当然のことながら、交通機関を使って移動をせず、街中を歩くこともない訳ですから、事故に遭遇する確率はほぼ皆無となります。また、外出することが少なくなることは、外気の温度差に体が触れる機会を減らすことをも意味し、それが心筋梗塞などの心疾患や、脳梗塞、くも膜下出血などの脳溢血による死者数を減らすことにもつながると考えられます。実際、循環系の口の推移から考察できる、ごく、当たり前の結果予測です。よって、少子化対策は急務であり、国家の一大事として取り組まなければなりません。少子化傾向の理由は様々です。昨今、若い世代の人たちには晩婚の傾向が顕著にみられ、結婚を望まない人も増加傾向にあります。また、結婚をしても子供は欲しくない、というカップルも増えています。その原因を検証すると、様々な社会的要素が絡み、答えは簡単ではありません。つまるところ、経済的な理由が主たる原因であり、自由にやりたいことを楽しんで生活するためには、子疾患と脳血管疾患による死者数は、2020年にはおよそ8千人も減少しています。あとは、地震、雷、火事、(おやじ‐古い格言)のみを心配し、自らの体をケアして自己の免疫疾患や持病などの個人的な病気に気をつかうだけで、例年よりも1万人以上の生命を救う結果になるのです。それにしても不可解なことは、例年3000人を超えるインフルエンザによる死者数が激減し、7割以上も減り、それだけ全国の病床数が空けられることになるにもかかわらず、医療の逼迫、という言葉のみが先行していることです。インフルエンザだけをとっても、2000人以上の命がセーブされ、その他、感染症や循環器系の疾患による病死の数も減少していることから、医療機関全体をみると、むしろ空きが生じていることは明白です。2020年10月までの新型コロナによる死者数は1670人であり、年間を通しては、およそ3500人の方が亡くなると推測されています。それでも、コロナ対策により減少した国民全体の死者数は1万数千名を下ることはなく、より多くの生命が助かったという結果になりました。さらにはWithコロナ時代の到来により、遅れていた日本の社会に、一気にデジタル化の波が押し寄せる結果にもなりました。サイバーキャッシュの時代と叫ばれつつも、周辺諸国ではキャッシュレス化が急速に進む最中、日本国内ではどうしてもこれまでの現金重視のやり方から脱皮することができませんでした。特に地方にいくと、どうしても現金に重きをおいた決済方法しかなかったのですが、お札やコインを触ること自体、菌がうつる可能性も指摘され、不潔ではないか、というような話少子化の取り組みとLGBTについて家庭を持ちたいと思うような社会環境を子供たちへ四国剣山に纏わる神宝の伝承を再検証!供の存在が余計になってしまうという考えを持つNCJ109若者が日本急とユダヤの増してハーモニーから続くいるようなのです。特に地方から都市部に向かって移住する若者が増加傾向にあり、結婚して家庭をもち、子供を育てるという価値観から乖離し、まずは経済的な自立を目指すことが大事になってきていることが考えられます。その背景には、若者が意欲をもって関わりたいと思える仕事が地方にはあまりない、という厳しい現実があります。それが日本全国において、大都市圏を除き、急速に過疎化が進んでいる主たる要因となっています。その少子化の流れに輪をかけ東アジア史を塗り替えたイスラエル民族大移動の潮流-2-もメディアで流布されたおかげもあり、一気にキャッシュレス化が地方でも進んでいく結果となりました。また、リモートで回線を通じて話をすることができる会話ツールの普及も急速に広まる結果ともなりました。その代表格がZoomと呼ばれるコミュニケーション・ツールです。距離が離れていても、互いの表情を画面で確認しながら同時に話し合うことができることから、その便利さを大勢の人が短期間で体験することとなり、一気に普及したのです。今や、学校の授業もZoo mを介して行われることは珍しくなく、居場所を気にすることなく、どこからでも学生が授業を受けることができるようになりました。こうしてコロナ禍のおかげで、日本においてもデジタル化の恩恵を受けることができるようになりました。それでも心配なコロナ禍の今後コロナ禍の対策から生じるメリットは多々あるものの、やはり懸念事項は残されたままです。まず、感染症を避けるため、いつまでマスクを着用し続け、自らを社会から隔離して孤立させるのか、という問題が立ちはだかります。人との距離をおくことにより、確実に感染症から自分を守ることはできます。しかしながら、そのような孤立思考は社会との断絶を意味し、果たして人間が幸せに生きる道と言えるかどうか、疑問が残ります。願わくは、周囲の人々と親しく交流を保ちながら、感染症からも身を守りたいものです。そのためにワクチンを打つということも選択肢として残されています。しかし新型コロナのワクチン接種における安全性はまだ確立されておらず、ワクチンを嫌う日本社会において、新るように、LGBTの議論も浮かびあがってきています。Part.II当然のことながら、自然に子供を産むことができないカップルを社会が認知するわけですから、少子化を食い止める助けにはなりません。かといって、LG BTの人々は従来からも存在したことから、その社会的な認知が少子化に悪影響を及ぼすとも、一概には言えないのです。人間は皆、平等に生きていく権利をもっています。そして平和な人生の日々を送ることは、誰もが願うことです。そのためにも個人の意思を大切にし、思想の違いも含めて互いを尊重し、認めあうことが大事です。よって、近代社会においては人権が重要視され、そのためにも人々が社会の秩序を守りながら、和を保つことが求められています。型コロナのワクチンが普及するには、まだまだ時間がかかりそうです。また、アメリカのように急速に感染が広まっている地域では、ワクチンの接種ではなく、自然感染により集団免疫を確保するほうがよいのではないか、という議論さえ巻き起こっているのです。無症状の感染者が多い場合、その方が人為的に作られたワクチンを接種するより安全、という専門家の意見もあり、諸外国のコロナ対策の動向からも目が離せません。さらには、コロナ禍によるステイホームの日常化により、孤独に悩む人達が増えてきていることも、重大な課題のひとつです。その結果、精神状態が不安定になり、なかには自殺や孤独死も増えてきている傾向がみられます。新型コロナに感染しないために人を避けて孤立した結果、精神面において傷をおい、しいては死をもいとわないようになるとするならば、果たして真のコロナ対策と言えるのか、疑問が残ります。新しい時代の幕開けとも言える2021年、何としてでもコロナ禍に勝利し、病魔に負けることなく、人生の日々を楽しく、かつ有意義に過ごしていきたいものです。そのためにも、人との関わり合いは不可欠であり、人間社会における交流の重要性も、大切にしていかなければなりません。そして単にデジタル化したリモートでのお付き合いだけでなく、実際に対面し、時には肌を寄せ合い、人生のひと時を、お互いが楽しく過ごすことも大事です。そのためにも、コロナ禍がもたらした意外な利点をフルに活用し、新たなる感染対策を講じたうえで、人間社会がより豊かになるよう、みんなで協力していきたいものです。(文・中島尚彦)平和な社会とは、その国の伝統と文化を踏まえた秩序の中に育まれていきます。互いに尊重しあうことのできる風土の中に、本当の意味での自由が存在し、人権についても広い心をもって考えることができます。そして人権とは個人の自由意志を大事にすることであり、それはあくまで社会の和を前提としているが故、ふと、昨今、メディアで取り上げられているLGBT関連のトピックが気になり、振り返ってみることにしました。つい最近米国に出張した際、旅行者として申請書を書く機会がありました。その申請書にある性別欄は、昔と違い、今や3項目に分かれていました。「男性」、「女性」、そして「ノンバイナリー」。最後は男女どちらでもない、という意味です。これが