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なぜ、この写真じゃダメなの?

パスポート用写真

10月26日、家内が子供3人と本人のパスポートを更新するために、片道1時間もかけて成田から千葉市のパスポート局を訪れました。当然、新しいパスポートに使う写真4人分も、ちゃんとプロの写真屋さんに撮って頂きました。

ところが、パスポート局では、この写真には不備があるので撮り直すようにといって、受け付けてくれません。成田、千葉間の往復2時間が、全くの無駄足となってしまいました。では、この写真のどこがいけないのかというと、「首が露出していないから」という理由なのです。

どういうこと?

確かにパスポート申請案内の注意事項には「マフラー、襟などで首をおおい、顔の輪郭が確認しにくいもの」はふさわしくないと書かれています。でもこれって、顔の輪郭がはっきりと確認できれば良いということですよね。家内や子供の写真はネックが服で隠れていますが、顔の輪郭ははっきりと見えています。

「首を露出せよという注意事項は書いてありませんよ?」と問いただしても「全ての注意事項を書くのは難しい」の一点張りです。なぜ首の露出がそれほど大事なの?首の短い人はどうすればいいの?庶民にわかりやすいガイドラインがなぜできないの?どうしてこの写真が駄目なの?

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部