日本シティジャーナルロゴ

51号は何故赤信号だらけ!

51号新設信号

車の通らない51号交差点で定期的に赤になる新設信号

国道51号線の拡張工事が一応終了したようです。電柱が撤去されなかった問題は以前指摘した通りですが、今回は信号機の新規設置にまつわる課題です。51号線の車線が広がり確かに車の運転が快適になると同時に、市役所から並木町交差点の間に3台の信号機が新規に設置されました。勿論信号機の必要性に関しては議論の余地はありません。問題は信号機の設定方法です。1.5kmを行き来するのに、殆どの場合赤信号にひっかかるため車を停止しなければならないようになってしまいました。まず、工事が終わってもいない道路と交わる交差点の信号が赤になる意味があるのでしょうか。

ニュータウンに抜ける道路は完成まで程遠いと思われますし、道路をふさいでも何ら支障があるように思えません。第2に信号がセンサー(感応)式になってないことが挙げられます。交通量の少ない交差点は通常はセンサー式の信号を導入し、車が来たときのみそれを感知して自動的に信号を切り替えるのが国際的常識になってきています。それが無いために進入車両が全くないにも関らず赤に変わるのです。51号線の車フローを無意味に止めてよいのでしょうか?51号線を毎日何度も行き来する多くの市民にとって、ずさんな信号の設置は大変な迷惑です。

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部