国際都市は雑草が多い！？

先日上海の南側に位置する中国のニンボーという町を訪ねました。歴史的に日本と馴染みの深い湾岸都市ですが、何時の間にか綺麗に町が整備され、新興工業都市として風変わりしていました。特に素晴らしかったのは片道3-4車線ある広い通りとその周辺のランドスケープです。欧米諸国並に綺麗に芝生が整備されているだけでなく、樹木もきちんとあるべきところに植えてあり、車で走っていても大変気持ちいいものでした。それに比べて成田はどうでしょう？はっきり言っていたるところ雑草だらけで大変見苦しいです！市役所そば国道51号の中央分離帯は道路拡張後砂利と雑草だけに放置されている部分が多く、また市役所から3km圏内を運転するだけで、歩道や道路まで大量に雑草がはみ出している所が本当に多く目に付くのです。それだけでなく、国道沿いは空き地が多く、地主が何らケアーをしないために雑草と虫の巣となっており、まるで原始林とも思えるような光景もよく見かけます。無論、雑草の問題は行政が管理している土地だけでなく、民間が所有している敷地の管理不行き届きが原因の場合が多々あります。それにしても、このまま放置してよいのでしょうか?

成田を美しい国際都市とする為には、早急な対策を必要としています。

（文・中島尚彦）