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不感応式信号が渋滞を招く

不動ヶ岡51号沿いに新設された「感応式信号」

不動ヶ岡51号沿いに新設された定期的に赤信号になる「感応式信号」

先日成田警察署交通課へ、不動ヶ岡51号沿いに新設された感応式信号機が正しく制御されていない旨クレームの電話を入れました。ところが場所を説明してもすぐには理解してもらえず、また「コンピュータで制御されており交通状況によって違うからどうにもならないし、異常があれば管制センターに連絡が入る」との一点張り。信号機の設定状況を今一度確かめようという気持ちが微塵もみえず、市民を馬鹿にしたような態度にうんざりしてしまいました。一番の問題は信号機が「感応式」となっているにもかかわらず、1分20秒ごとにすぐ赤信号に変わってしまうことです。

また赤信号である時間が30秒もあり、副路からの車が殆ど無く、人通りも全くないことを考慮すると長く感じられます。常識的には横断歩道を渡る程度の時間で信号が変わればよいはずです。しかも歩行者の横断用ボタンは押してもすぐに反応しません。不必要に赤信号が増えることは大勢のドライバーが迷惑するだけでなく、大気汚染、騒音問題、及びエネルギーの浪費につながります。道路拡張工事は交通の流れをスムースにするために行われたのですから警察の交通課はもっと関心をもって取り組むべきではないでしょうか。

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部