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さびれたバス小屋がいつまで放置されるのか?

京成駅前ロータリーの敷地内バス乗り場

ロータリーの敷地内のバス小屋を何故綺麗に整備しないのか?

京成成田駅西口の駅前ロータリーは、敷地内にタクシー乗り場とバスターミナルが混在して大変狭く、一般の乗用車も送迎の為に始終出入りしているため、いつも路駐の車と人通りで混雑しています。そのロータリーの真ん中に離れ小島のように建っているバラック小屋のバスターミナルは、時代遅れの産物としか言い様がありません。まず駅と直結していないため当然雨や風に悩まされるだけでなく、車が通るロータリーを歩いて横切らなければならず、歩行に危険が伴います。また所詮バラック小屋のため、エアコンは効かないどころか、バスを待っている間、テレビ等を楽しむことも出来ないお粗末な施設なのです。無論トイレもありません。そしてこのバス小屋の周囲は車の流動帯がきちんと道路上に表記されていないため、どこをバスが通り、タクシーはどこで待ち、一般乗用車はどこを通り抜けるか、そして人はどこを歩くべきか、さっぱりわからないのです。京成電鉄にとって成田駅は最も大事な顔のひとつであるはずです。隣の公津の杜は綺麗に整備しても、肝心の京成成田駅前をだらしなく放置するということは、一体、どういうことなのでしょうか?

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部