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JR下総松崎駅前に世にも汚い看板が何故いつまでも放置されているか?

痛みの激しいまま放置されている駅前案内板

これ程ぼろぼろのまま放置されている駅前案内板は日本全国どこにも無いかも!

国際都市成田といえども、その成田市内の北のはずれにあるJR下総松崎駅は、見事な程昔ながらのローカルな体裁を今日まで維持しています。何も新しいものが全て良いとは限らず、映画『鉄道員(ぽっぽや)』に登場する北海道の田舎駅のような古めかしさがあっても、それはそれで情緒があって良いものです。ところがいくら古風であっても管理不行き届きとなると別問題です。

下総松崎駅前に立てられている案内板がまさにその象徴と言えるでしょう。特に左側の千葉県が管理すべき「水鳥の道」がひどく、表面が汚くて殆どまともに字が見えないだけでなく、ボロボロのまま放置されています。撤去するか、または造り直して体裁を整えるか、どちらか早急に実施しなければなりません。県の案内板ではありますが、あくまで成田市内の問題は成田がイニシアチブを取って解決しなければならないのです。それにしてもこの「水鳥の道」はどこにあるのでしょう?下総松崎駅から田園地帯を通り、印旛沼の堤を沿って「甚兵衛渡し」に入る「水鳥の道」は珍しい水鳥を観察でき、四季を通じてハイキングや釣り等に適しているそうですが、今となってはどうやら幻の道と言えそうです。

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部