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富里のラスベガス化が始まる?

大型ネオンサインが今や富里のシンボルとなる ! ?

大型ネオンサインが今や富里のシンボルとなる ! ?

富里市がラスベガスのようなネオン街に変わりつつあることを危惧しています。ラスベガスと言えば世界で最も著名なギャンブルの街であり、大勢の人がギャンブルに明け暮れています。店舗同士の過激な集客合戦のあまり、町中はネオン街と化し、どのカジノも眩しいばかりのネオン看板で注目を浴びようと懸命です。ラスベガスはこのようなギャンブルの街、という位置づけで最初から都市計画されているからそれでも良いのでしょう。しかし富里は違います。いずれ成田と合併するであろう富里は、日本の国際玄関の一部です。

ところが、夜間に東関東自動車道を富里インターで降りて県道を成田方面に向かうと、何とその街道沿いが大型パチンコ店のネオン看板でぎらぎらと輝いているのです。最近竣工した大型店のネオンサインは特に巨大であり、インター正面に設置されたT社のタワー型巨大ネオンサインに対抗しているのでしょうか、明るさも半端ではありません。ましてや周辺には住宅が多数あり、巨大なネオンサインが建造されることなど、先進国ではまずありえないことなのです。今、対策を考えなければ、富里のラスベガス化は避けられません。

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部