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成田市議会の定数は4~5名で十分か ! ?

10万人規模の都市にこれだけの議場は必要ない!

10万人規模の都市にこれだけの議場は必要ない!

人口10万人の成田市には現在30名の市議会議員が行政に従事しています。しかし本当に30名もの議員が必要なのか、疑問視する声も聞かれます。今、日本の総人口はおよそ1億2千万人ですが、国会では衆議院の定員数が478名、参議院が242名となっており、単に比率で見ると人口のおよそ0.0006%が国会議員として活躍していることになります。同じ割合を成田市に当てはめると、0.6人の議員で足りてしまうことになります。極論ではありますが、いずれにしても人口10万人程度の町ならば、4~5名の議員だけで十分な結果を出せるはずです。また議員数が多いことによって、かえって行政の非効率化の原因となりかねません。例えば自分が重病にかかったら、おそらく主治医を始めとして、セカンドオピニオンも含め2~3人の信頼できる医師に意見を聞き、治療方法を確定するかと思います。行政も同様に、本当に信頼できる議員に政治を委ねることが大事です。地元の有力者やしがらみではなく、行政のエキスパートとして信頼できる識者に議員として活躍して頂き、そこに住民との信頼関係が育まれることにより、初めて安心した街造りができるのではないでしょうか。

(文・中島尚彦)

© 日本シティジャーナル編集部