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125号 編集後記

東日本大震災から1年が過ぎました。当時、何とかせねばと支援物資を抱えてすぐに被災地まで向かったことが懐かしく思えます。時がたつと情熱も薄れてくるものでしょうか。その後、日本赤十字社に献金が集まりすぎて手をこまねいているとか、大手ゼネコン各社が受注急増で利益を膨らまし過ぎ、その実態が世間にわからないよう工夫している姿をメディアの記事から垣間見ていると、とても複雑な心境になります。それでも人の命は尊く、魂は永遠です。ご冥福をお祈り申し上げます。

(文・中島 尚彦)

NCJ 編集長 中島 尚彦

NCJ 編集長 中島 尚彦

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、 音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。 会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、 古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.com サイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを 解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。

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