130号 編集後記
メダル量産のロンドンオリンピック、テレビにくぎ付けになり、寝不足になった方も多かったのではないでしょうか。といっても、暫くは金が2つだけのまま、銀と銅ばかりが増え続けて心配になりました。アメリカでは一般的に金銀銅の合計数の順番で国別ランクが公表されます。日本では金メダル獲得数の順番ということで、金1個が銀百個よりも価値があるかのごとくランクされます。多くのスポーツが絡む世界の祭典ですから、メダルの層と価値も問われる時がきたのではないでしょうか。
（文・中島 尚彦）
1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、 音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。 会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、 古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.comの サイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを 解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。
