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133号 編集後記

紅葉の見ごろである秋の季節が到来し、染まりゆく秋の姿を期待して京都に出向くと、週末街中はどこも大渋滞。ところが肝心の紅葉は温暖化の影響か、11月末にピークがずれ込むとの地元の囁き。それでも毎回訪ねる度に、新しい発見をもたらす不思議な街、京都。古代、平安京が造営されたこの街に、大勢の民が各地から渡来し、神仏を祀りつつ、日本文化の発展に大きく貢献しました。その前哨である邪馬台国への道のりを思い浮かべる度に、ふと、歴史の流れが見えてくるように感じられるこの頃です。

(文・中島 尚彦)

NCJ 編集長 中島 尚彦

NCJ 編集長 中島 尚彦

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、 音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。 会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、 古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.com サイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを 解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。

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