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162号 編集後記

仕事柄、京都を訪ねる機会が多く、つい先日は清水寺の桜が満開でした。桜にも色々な種類があり、満開のタイミングが異なります。仁和寺では様々な桜を楽しめ、遅咲きの御室桜は10日ほど時期がずれることから、2~3週間という長期間に渡り花が楽しめます。花見はもはや日本固有の文化ではなく、世界に知れ渡る美です。京都を花見に訪れる観光客の多くは外国からのツーリストであり、日本人よりも花見に熱狂している姿を見ていると、何故かしら不思議な想いに浸るのは筆者だけでしょうか。

(文・中島 尚彦)

NCJ 編集長 中島 尚彦

NCJ 編集長 中島 尚彦

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、 音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。 会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、 古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.com サイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを 解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。

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