182号 編集後記
台風の中、衆院選が無事に終わり、結果は自民党の圧勝でした。政治の世界では言葉は命であり、小池百合子氏の排除発言が希望の党失速という致命的な原因を作ったことは想定外でした。ところが小池氏と親しい自民党の石破氏と小泉進次郎氏の声は選挙中あまり聞かれず、今後の台風の目となりそうです。次期総理候補としてメディアでは岸田氏の人気が高いものの、庶民の間では小泉人気が圧倒的。自民党議員の中では石破氏への信頼度は高く、安倍首相の退任を見据えた折衝から目が離せません。政治はドラマ。とは言え、庶民の心をまず大切にしてもらいたいものです。
（文・中島 尚彦）
1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、 音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。 会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、 古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.comの サイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを 解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。
