187号 編集後記
4月の中旬、ドイツで開催された展示会に参加した後、イスラエルに向かいました。ふと気が付くと、前回の旅から30年以上の年月が経ち、その間に空港は巨大化され、テルアビブへの幹線道路は「ここはアメリカ？」と思えるほど広々としていました。4月17日は戦時中の迫害による死者を弔うメモリアルデーにあたり、エルサレムの「嘆きの壁」で催される国家特別集会の様子を偶然にも見ることができました。そして夜8時にはサイレンが国家中に響きわたり24時間の喪に服す時を体験することができました。
（文・中島 尚彦）
1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、 音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。 会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、 古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.comの サイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを 解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。
