抗加齢プログラム
前回の「加齢度テスト」の結果はいかがでしたでしょうか。今回で最終回となりますが、「抗加齢プログラム」は、主として次のテーマに沿って行います。それぞれのテーマが、それぞれの療法に組み込まれていますので、すべての要素を生活の中に組み込んで実践してゆくと非常に効果的です。これであなたも若さを保ちながら年を重ねるテクニックを身につけることができます。あなたの人生は更に魅力的なものになってゆくことでしょう。
- ヒト成長ホルモン(hGH)の分泌促進
- DHEAの分泌促進
- メラトニンの分泌促進
- 知力活性
- 体内浄化 抗加齢プログラム実践例
●朝
- 朝起きたら、まずカーテンを開け、外の光を体いっぱいに浴びましょう。
- 楽しく充実した一日をイメージします。
- ラベンダーの香りを練りこんだ石鹸の香りを深く吸い込むように嗅ぎましょう。
- 歯ブラシをガイドラインに従って丹念にします。
- ペットボトルで作ったダンベルを使って、ダンベル・スクワット・トゥ・ベンチ、フロント・ランジ、サイド・ランジを行います。
- シャワーを浴びてください。
- 一日に最低でも2リットルの水を飲むようにします。
- あなたが「標準だな」と思う量の2倍の果物、同じ量の野菜サラダを朝食としてとってください。
- 通勤には車を使わずに、最寄りの交通機関まで「早足」で歩きましょう。横断歩道をわたるときは、安全を確認したうえで「ダッシュ」しましょう。
- 職場についたら、まず、今日しなければならないことを書き出し、優先順位をつけましょう。
●昼
- 雨や雪が降っていなければ、昼休みはできるだけ戸外で過ごすようにしましょう。
- 昼食は空腹を感じない程度に少なめに済ませましょう。サラダにカテージチーズを乗せたランチ、鴨せいろそば、豚肉のしょうが焼きなどはおすすめです。
- 昼食の後に、五百ミリリットルのミネラルウォーターを飲みましょう。
- エレベーターを使わずに、階段でオフィスに戻りましょう。
- もし、仮に十五分程度の余り時間があれば、プライバシーの守れる空間を見つけて仮眠をしましょう。うとうとする程度で十分です。
●夜
- 仕事が終わったら家族と過ごす時間を多く持ちましょう。帰り道は終始早足で歩き、横断歩道は安全を確認して「ダッシュ」です。
- 軽くシャワーを浴びてすっきりしましょう。
- 低カロリーの夕食に、あなたが「標準だな」と思う量の2倍の果物、同じ量の野菜サラダをとってください。
- 大き目のコップ2杯の水を飲んでください。
- ペットボトルで作ったダンベルを使って、ダンベル・スクワット・トゥ・ベンチ、フロント・ランジ、サイド・ランジを行います。
- RIV呼吸法を行います
- ゆったりとリラックスできる自分のための時間を持ちます。
- 就寝時間と決めた時間の四十五分前にバスルームへ行き、ぬるめの湯に三十分ほどつかりましょう。
- 寝る前にはお酒や水を飲まないようにしてください。
- 歯をガイドラインにしたがって丹念に磨きます。
- 寝室の環境を整え、カーテンを隙間なく引いて真っ暗にし、就寝します。
1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長(http://www.yonei-labo.com/)
Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HP