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アメリカのDecemberイベント

本当に日が短くなってきましたね。とうとう今年も残すところあとわずか。みなさんにとって、この1年はどんな年だったでしょうか? 私と2人の娘は先月の5日で、日本に帰国してやっと1年が経ちました。娘達にとって、この1年は色々な意味で貴重な1年になったのではないかと思います。さて10月、11月とアメリカのイベントの紹介をしました。今月はその締めくくりとして、アメリカの代表的な12月のイベントを3つ紹介します。『クリスマス』という言葉は、日本人なら誰もが知っていると思います。様々な人々が暮らしているアメリカでは、12月になると宗教や人種によって、同じクリスマスの時期にそれぞれ少し違ったお祝いを行います。

● Christmas(クリスマス)

イエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の記念日・祭日です。アメリカでは、家族と一緒に過ごすというのが一般的で、この時期に友達や知り合いの方々にクリスマスカードを送ります(日本の年賀状ような感じです)。

● Hanukah(ハヌカー)

ハヌカ-は、キリスト教のクリスマスと同じ時期に祝うユダヤ教の祭日の一つです。ただ、クリスマスとは起源も性格も異なります。

● Kwanzaa(クワンザ)

アフリカ系アメリカ人の間では、クリスマスの翌日12月26日からアフリカ民族の伝統を祝います。このお祝いは40年ほど前から始まったのですが、今日では、クワンザを祝う家庭が増えています。

最近では日本も国際色豊かになってきましたが、それでも宗教に対する認識はアメリカとはかなり違いがあるようです。よく主人から言われた『パーティーで話題にしてはいけないトピック』の1つに宗教がありました。そのため、最近アメリカでは宗教的中立の視点から、クリスマスシーズンの挨拶として『Merry Christmas.(メリー・クリスマス)』よりも、『Happy Holidays.(ハッピー・ホリデーズ)』を使う方が増えています。いつか日本も、『メリー・クリスマス』から『ハッピー・ホリデーズ』となる時代が来るかもしれませんね。

デパートのクリスマスの飾りつけデパートのクリスマスの飾りつけ
サンタさんも常時待機

hiromi

Rock'n'Roll 好きが高じてアメリカへ渡る。
帰国子女の娘2人とカルチャーギャップに奮闘中 ! ! !

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