日本シティジャーナルロゴ

アルバイト

漫画

今でこそ数十本のギターと共に暮らしている私ですが、高校時代は中学の時にお年玉で買ったギターだけを使っていました。ある程度弾けるようになってくると、良いギター、高価なギターに興味が湧いてくるものです。先輩のMARTINの素晴しさに感動し、好きなアーチストと同じモデルが欲しくなったりします。カタログを読みあさり、学校帰りに楽器屋のショーウィンドーにへばりついては飽きもせず眺めていました。しかし、憧れのギターを手に入れるためにはお金が必要です。そこで私は校則で"原則禁止"であったアルバイトをすることにしました。担任兼顧問の先生に相談したところ「ギター買うなら良い」とあっさりOKをいただきました。

(つづく)

YAMAHA N-700

今月の1本 YAMAHA CJ-10
(1980年代、生産完了)

  • 定価100,000円(当時)
  • 表板:スプルース単板
  • サイド&バック:シカモア
  • ネック:メイプル
  • 指板&ブリッジ:エボニー

※初めてのアルバイトで手に入れたギター。いまだ現役で使用中 ! !

まつもとゆきひろ

成田在住のアコギマニア。自宅には数十本のアコースティックギターがひしめいている。
現在も首都圏を中心に全国ライブ活動中。

© 日本シティジャーナル編集部