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テニスは難しいスポーツ??

テニスが難しいと言われる理由は3つあります。まずテニスには走りながらラケットでボールを打つという複雑な動作が何種類もあるだけでなく、相手は打ちづらいボールを返して来る為、機敏な動作をもって各種ストロークを直感的に使い分けて打ちこなす筋力と瞬発力、そして運動センスが要求されることです。次にボールを最後まで良く見ることが難しいのです。ラケットを振る際にボールをしっかりと見ようとしても、人間の心理としてはボールが飛んでいく方向に目を向けてしまいがちなため、インパクトの瞬間を見逃してしまうのです。その為、ミスヒットが多くなり、球威を失ってしまいます。ボールを打った瞬間、打点にまだ目を残す位の気持ちが大切です。そして最後の難関は、力まずに体全体を使って、流れるような自然なフォームでボールを打つことです。ところがボールを打とうと思った瞬間に力んでしまうのが人間の生理本能です。その為、本来はラケットのヘッドスピードを活かして豪快にスイングするはずが、現実には力んだ余り、球威を失った球がコート上を飛び交うのです。テニスの難しさがここにあります。

思い通りにボールを打てず落ち込んでしまった筆者

思い通りにボールを打てず落ち込んでしまった筆者

© 日本シティジャーナル編集部